HOME > リナックスマスター.JP 公式ブログ > Linuxエラー対処法 > warning: connect to transport private/smtp-amavis: No such file or directoryの対処法
Linux入門マニュアルのダウンロードはこちらPostfix + Clam AntiVirus + SpamAssassin環境下で、
/var/log/maillogファイルに下記ログが出力され、
メール送信が出来ない場合の対処法を紹介します。
warning: connect to transport private/smtp-amavis: No such file or directory
上記警告ログが出力され、メール送信ができない場合、
/var/spool/postfix/private/smtp-amavisディレクトリが
存在しないのが原因となります。
では、なぜこのディレクトリが存在しないのかというと、
疑うべきは、/etc/postfix/master.cfファイルになります。
このファイルに誤りがないか確認を行ってください。
今回サポートして原因調査を行ったところ下記の単純記述ミスが
原因でした。
誤)
mtp-amavis unix - - n - 2 smtp
正)
smtp-amavis unix - - n - 2 smtp
行頭の「s」がなく、恐らく本人が気づかない内に
誤って削除したものと思われます。
P.S
warning: connect to transport private/smtp-amavis: No such file or directoryの対処法のもっと高い技術を身につけたいならこちら
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