Linuxマスターブログ

本ブログでは、日々の活動の様子などを紹介しています。
リナックスマスターセミナーの開催報告や、メルマガ読者から頂いた
質問、配布している無料マニュアルの補足情報などを公開しています。

常日頃のチェックして頂き、最新のLinux情報及び日々の活動の様子を
ご確認頂けましたら幸いです。

宮崎智広のプロフィールはこちら

LinuxのPostfixが「勝手に」大量のメールを送り始めた日の話|現役講師が語るオープンリレー設定ミスの恐怖とmynetworks確認の重要性

2026年8月 9日
「postfixのキューが止まらない。見知らぬ宛先に何千通ものメールが送り出されていく。」
SE時代のある夜、クライアントのメールサーバーを担当していた私は、この状況に直面しました。

「なぜ自分のサーバーからスパムが出ているんだ」と血の気が引いたのを、今でも覚えています。

この記事では、20年以上Linux/Unixサーバーを運用してきた経験から、Postfixのオープンリレー設定ミスがなぜ起きるのか、そして今も続けているmynetworksの確認習慣についてお話しします。メールサーバーを構築したことがある方、これから構築しようとしている方に読んでいただきたい内容です。

この記事のポイント

・Postfixのオープンリレーは「mynetworksの設定ミス」が主な原因
・設定後は必ずオープンリレーテストを実施することが鉄則
・IPブラックリスト入りは修復に時間がかかるため予防が最重要
・postqueue -p とメールログの確認を習慣化する


LinuxのPostfixが「勝手に」大量のメールを送り始めた日の話|現役講師が語るオープンリレー設定ミスの恐怖とmynetworks確認の重要性

続きを読む "LinuxのPostfixが「勝手に」大量のメールを送り始めた日の話|現役講師が語るオープンリレー設定ミスの恐怖とmynetworks確認の重要性"

Linuxでバッチ処理がSSH切断で止まった話|nohupを知らなかったSE時代の失敗と現役講師が今も守る長時間処理の鉄則

2026年8月 9日
「SSH接続を切って帰宅したのに、翌朝来てみたら深夜に走らせたバッチ処理の結果が何もない。ログを見ても異常なし。何が起きたのか全く分からない」——SE時代の私は、この場面を何度も経験しました。

この記事では、nohupの存在を知らずに長時間処理を途中で止めてしまった失敗談と、そこで学んだLinuxの「SIGHUP」という仕組みをお話しします。
20年以上Linuxサーバーを運用してきた経験から言うと、この失敗はLinuxの「プロセスとシグナル」という設計思想を体で覚えるきっかけになりました。

この記事のポイント

・SSH切断でバッチ処理が止まる原因はSIGHUPシグナルにある
・nohupコマンドで起動すれば切断後もプロセスは動き続ける
・screenまたはtmuxはSSHセッション管理の現場標準ツール
・長時間処理は事前に「何分かかるか」を見積もる習慣が大切


Linuxでバッチ処理がSSH切断で止まった話|nohupを知らなかったSE時代の失敗と現役講師が今も守る長時間処理の鉄則

続きを読む "Linuxでバッチ処理がSSH切断で止まった話|nohupを知らなかったSE時代の失敗と現役講師が今も守る長時間処理の鉄則"

Linuxサーバーに見知らぬファイルが置かれていた日の話|SE時代に経験した不正アクセスの恐怖と現役講師が今もやめられないログ確認の習慣

2026年8月 9日
「Linuxサーバーに見知らぬファイルが置かれている——」
朝のルーティンチェック中に、その事実に気づいたとき、頭が真っ白になりました。

私がSEとして客先のサーバーを担当していた2004年のことです。20年以上Linuxサーバーを運用してきた経験の中でも、あの朝の「これは何だ」という感覚は今でも鮮明に覚えています。

この記事では、SE時代(2001年~2006年)に経験した不正アクセスを疑う出来事と、そこから生まれた毎朝のログ確認の習慣について正直に話します。

この記事のポイント

・2004年、担当サーバーの/tmpに見覚えのないファイルを発見した実体験
・lastコマンドと/var/log/secureで不審なアクセスの痕跡を確認した流れ
・不審ファイルは消す前に報告する「証拠保全の鉄則」を身をもって学んだ
・この経験からSSH公開鍵認証の徹底と毎朝のログ確認が20年間続いている


Linuxサーバーに見知らぬファイルが置かれていた日の話|SE時代に経験した不正アクセスの恐怖と現役講師が今もやめられないログ確認の習慣

続きを読む "Linuxサーバーに見知らぬファイルが置かれていた日の話|SE時代に経験した不正アクセスの恐怖と現役講師が今もやめられないログ確認の習慣"

Linuxのcronが「動かない」と3時間格闘した日の話|SE時代の体験と現役講師が語るcron3つの落とし穴

2026年8月 9日
「夜中に動くはずのcronジョブが、昨日から止まっている。」

SE時代の2003年頃、客先のLinuxサーバーを管理していたときのことです。前日の深夜0時に実行されるはずだった定期バックアップが動いていないと気づいたのは、翌朝の作業確認中でした。バックアップファイルのタイムスタンプが昨日のまま止まっています。「設定は変えていない。一昨日まで動いていた。なぜだ。」と3時間近く格闘した末に原因が判明したとき、思わず苦笑いが漏れました。

この記事では、20年以上サーバーを運用してきた経験から、あの日の失敗が教えてくれた「cronが動かないときに最初に疑うべき3つのポイント」についてお話しします。

この記事のポイント

・cronが動かない第一の原因は環境変数(PATH)がターミナルと違うこと
・スクリプトに実行権限(chmod +x)が付いているか必ず確認する
・/var/log/cronのログで「実行されたか」という事実を最初に確認する
・cron設定後は必ず1分刻みのテスト実行でログ確認するのが鉄則


Linuxのcronが「動かない」と3時間格闘した日の話|SE時代の体験と現役講師が語るcron3つの落とし穴

続きを読む "Linuxのcronが「動かない」と3時間格闘した日の話|SE時代の体験と現役講師が語るcron3つの落とし穴"

LinuxでSE時代にuserdelを実行してホームディレクトリが消えた話|現役講師が語る確認習慣が生まれた経緯

2026年8月 9日
LinuxでSE時代にユーザーアカウントを削除した時、ホームディレクトリごと消えた経験があります。

「退職した社員のLinuxアカウントを削除しておいてほしい」という依頼を受けて、何の疑いもなく打ったコマンドが、大量のファイルを一瞬で消し去りました。あの瞬間の「あ、まずい」という感覚は、20年以上経った今でも忘れられません。

この記事では、20年以上Linuxサーバーを運用してきた経験から、ユーザー削除作業で起きやすいミスと、今も私が必ず続けている作業前の確認習慣をお伝えします。

この記事のポイント

・userdel -r はホームディレクトリも削除する。実行前にオプションを必ず確認すること
・退職者アカウント削除前に、ホームディレクトリを退避してから作業する
・SE2年目の失敗が、20年続く「立ち止まる習慣」の出発点になった
・コマンド1行で取り返しのつかない結果になる操作がLinuxには多くある


LinuxでSE時代にuserdelを実行してホームディレクトリが消えた話|現役講師が語る確認習慣が生まれた経緯

続きを読む "LinuxでSE時代にuserdelを実行してホームディレクトリが消えた話|現役講師が語る確認習慣が生まれた経緯"

在職中にLinuxエンジニアへ転職を成功させるコツ|現役講師が語る時間の使い方と学習の両立

2026年8月 8日
リナックスマスター.JPの宮崎智広です。
いつもありがとうございます。

「今の仕事を続けながらLinuxを学んで転職活動を同時に進めるなんて、現実的ではないのでは?」
「平日は業務で疲れ果て、休日もまとまった時間が作れない。このままでは転職が一向に進まないのではないか。」

この悩みは、Linux転職を目指す方から最もよく受け取る声のひとつです。
20年以上にわたる指導経験から率直に言うと、在職中の転職活動を難しくしている本当の理由は「時間の絶対量が少ないこと」ではなく、「何をいつやるかが曖昧なまま動こうとしていること」にあります。

仕組みを先に設計することで、在職中でも転職活動は着実に前進できます。この記事では、限られた時間の中でLinuxの学習と転職活動を両立させるための発想の切り替えと、すぐに実践できる段取りの作り方をお伝えします。「在職中はハンデ」という思い込みを崩す視点も合わせて持ち帰ってください。

転職全体の戦略をまだ把握していない方は、先にLinux転職の全体像はこちらから戦略の輪郭を確認しておくと、この記事の各論が立体的に理解できます。
この記事のポイント
・在職中の転職活動が停滞する本当の理由は「何をいつやるかが曖昧なこと」にある
・平日の通勤時間と帰宅後15分を「小さな接触時間」として活かすと活動が途切れない
・転職活動を5つのフェーズに分解し「今日のタスク」単位まで落とし込む
・在職中だからこそ職務経歴書を現場経験を積みながら丁寧に育てられる
・現職バレを防ぐ情報管理の3点を押さえれば安全に活動を続けられる

在職中にLinuxエンジニアへ転職を成功させるコツ|現役講師が語る時間の使い方と学習の両立

続きを読む "在職中にLinuxエンジニアへ転職を成功させるコツ|現役講師が語る時間の使い方と学習の両立"

Linux転職先の選び方|SIer・受託・自社開発・スタートアップ 4タイプの違いと向き不向き

2026年8月 7日
リナックスマスター.JPの宮崎智広です。
いつもありがとうございます。

「Linux転職を考えているけれど、どんな会社を選べばいいのかわからない」
「SIerと自社開発、どちらが自分に向いているのか判断できない」

このような悩みを持つ方から、転職相談をよく受けます。

転職先の企業タイプを間違えると、スキルが伸びない・給与が上がらない・毎日の業務が苦痛になる、といった状況に陥ることがあります。技術力があっても、入る会社の性質が合わなければ、その力を活かしきれないまま数年が過ぎてしまいます。

私は20年以上、Linux教育に携わりながらサーバー管理者として現場に立ち続けてきました。その経験から言えるのは、「どの技術を学ぶか」と同じくらい「どの企業タイプに入るか」がキャリアを左右するということです。求人票に書かれた「自社開発」「SIer」「スタートアップ」という言葉は、一見するとただの分類に見えますが、その裏には働き方・スキルの伸び方・年収の上がり方の構造的な違いがあります。

この記事では、Linuxエンジニアが転職先を選ぶ際に押さえておくべき4つの企業タイプの特徴と、自分に合った選び方の軸を整理します。求人票の読み方まで実践的に解説しますので、転職活動の企業選定フェーズに入る前にぜひ確認してください。

転職全体の戦略をまだ把握していない方は、先にLinux転職の全体像はこちらから戦略の輪郭を確認しておくと、この記事の各論が立体的に理解できます。
この記事のポイント
・Linux転職先は「SIer/受託型」「自社開発型」「スタートアップ」「インフラ専業・MSP型」の4タイプに整理できる
・タイプごとに「スキルの伸び方」「給与の上がり方」「働き方」がまったく異なる
・経験年数とキャリア目標・ライフスタイルの軸でタイプを絞るのが最短ルート
・求人票の特定の記述を読むことで、実態に近い企業タイプを事前に見抜ける

Linux転職先の選び方|SIer・受託・自社開発・スタートアップ 4タイプの違いと向き不向き

続きを読む "Linux転職先の選び方|SIer・受託・自社開発・スタートアップ 4タイプの違いと向き不向き"

Linuxエンジニアの「35歳限界説」は本当か|現役講師が語るミドル以降のキャリア設計のリアル

2026年8月 6日
リナックスマスター.JPの宮崎智広です。
いつもありがとうございます。

「35歳を過ぎたら、Linuxエンジニアとして転職するのは難しいのではないか」と不安を感じていませんか?
「今のうちに動かなければ手遅れになる」という焦りが、なんとなく頭から消えないでいませんか?

「35歳限界説」という言葉は、エンジニア業界に長く流通しています。
ハローワーク時代の就職市場を反映して生まれたこの通説が、なぜか今も語り継がれています。
でも私が20年以上の現場と指導を通じて見てきた現実は、この通説とかなり違います。

特にLinuxエンジニアという職種は、経験年数が価値に直結しやすい領域です。
35歳を過ぎたからといって市場価値が下がる職種では、本来ありません。
むしろ、35歳以降の過ごし方こそが、次の10年のキャリアを決めるといっても過言ではないと私は思っています。

この記事では、Linuxエンジニアの「35歳の壁」の実態を整理した上で、ミドル以降のキャリア設計をどう考えるべきかを、現場感覚でお伝えします。

転職全体の戦略をまだ把握していない方は、先にLinux転職の全体像はこちらから戦略の輪郭を確認しておくと、この記事の各論が立体的に理解できます。

この記事のポイント

・「35歳限界説」はハローワーク時代の名残で、Linuxインフラ職には当てはまりにくい
・35歳以降で市場価値が上がるのは「深さ+言語化能力」を持つエンジニア
・価値が上がるキャリアパスはSRE・クラウドアーキテクト・テックリードの3方向
・30代後半から準備すべきは「専門性の言語化」と「実績の可視化」
・面接では若手との「経験量の差」ではなく「判断の質」で差をつける


Linuxエンジニアの「35歳限界説」は本当か|現役講師が語るミドル以降のキャリア設計のリアル

続きを読む "Linuxエンジニアの「35歳限界説」は本当か|現役講師が語るミドル以降のキャリア設計のリアル"

在職中にLinuxエンジニア転職を進める方法|現役講師が教える仕事と就活の両立スケジュール

2026年8月 5日
リナックスマスター.JPの宮崎智広です。
いつもありがとうございます。

「転職したいけれど、仕事が忙しくて活動する時間が取れない」と感じていませんか?
「退職してから探せばいいかと思うけれど、無収入期間が怖い」と迷っていませんか?

結論から言うと、Linuxエンジニアの転職活動は在職中に行うほうがメリットが多いです。
現職の実績を背景に持ちながら交渉できますし、無収入のプレッシャーがない分だけ冷静に判断できます。退職後に活動を始めると、焦りが判断を狂わせるケースを何度も見てきました。

一方で、在職中の転職活動には「時間の確保」「面接の日程調整」「現職への配慮」という独特の課題があります。この記事では、20年以上Linuxサーバーの現場に携わってきた経験と、受講生から寄せられた多くの相談をもとに、在職中でも確実に転職活動を前進させる方法をお伝えします。

転職全体の戦略をまだ把握していない方は、先にLinux転職の全体像はこちらから戦略の輪郭を確認しておくと、この記事の各論が立体的に理解できます。

この記事のポイント

・在職中の転職活動は「退職後活動」よりメリットが大きい
・週10~15時間を確保できれば、3か月以内に内定を目指せる
・面接日程は「午前休」「在宅勤務日」「オンライン枠」を活用する
・現職のパフォーマンスを落とさないための「分離ルール」を設ける
・内定後の退職交渉は「感謝」と「丁寧な引き継ぎ」を先に示す


在職中にLinuxエンジニア転職を進める方法|現役講師が教える仕事と就活の両立スケジュール

続きを読む "在職中にLinuxエンジニア転職を進める方法|現役講師が教える仕事と就活の両立スケジュール"

Linuxのメール送信が突然できなくなった日の話|PostfixではなくDNSが原因だと気づくまで2時間かかった経験と障害診断の考え方

2026年8月 5日
「Linuxのメール送信が突然できなくなった。」

SE時代の2004年頃、客先に常駐していたときのことです。それまで何事もなく動いていたシステムからアラートメールが来なくなり、夕方になって初めて気づきました。気づいたきっかけも情けない話で、別の作業をしていた同僚から「今日、メール来てる?」と声を掛けられたからです。

すぐにメール送信ができなくなっていることを確認し、私が最初に疑ったのはPostfixでした。当然の判断だと思います。しかし2時間後、原因はPostfixではなくDNSにあることがわかりました。

この記事では、20年以上サーバーを運用してきた経験から、あの日の失敗が教えてくれた「障害診断で疑う範囲を広げる」という考え方についてお話しします。

この記事のポイント

・障害対応では「最も詳しいレイヤー」だけを掘り続けることが最大の落とし穴
・メール送信不可はPostfixだけでなくDNS(名前解決)まで疑う範囲を広げる
・行き詰まったら「隣のレイヤー」を確認し、外部からのテストも必ず入れる
・ログに「送信拒否の理由が見えない」ときはDNS/ネットワーク起因を疑うサイン


Linuxのメール送信が突然できなくなった日の話|PostfixではなくDNSが原因だと気づくまで2時間かかった経験と障害診断の考え方

続きを読む "Linuxのメール送信が突然できなくなった日の話|PostfixではなくDNSが原因だと気づくまで2時間かかった経験と障害診断の考え方"

ブログ更新履歴

Linux無料マニュアル(図解60P) 名前とメールで30秒登録