rpm -qlコマンドを使うと、指定したパッケージがインストールしたファイルの一覧とそのパスをすべて表示できる。設定ファイルの場所を特定したり、不要なパッケージを削除する前にどのファイルが消えるかを確認したりするときに役立つ。本記事では
rpm -qlの基本的な使い方と、関連オプションとの組み合わせを解説する。・rpm -ql の基本的な使い方と出力の読み方
・設定ファイルだけを確認する -c オプション
・ドキュメントファイルを確認する -d オプション
・ファイルから所属パッケージを調べる -qf の使い方
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rpm -ql の基本的な使い方
-qは問い合わせ(query)、-lはファイルリスト(list)のオプションだ。引数としてパッケージ名を指定する。[root@Tiger ~]# rpm -ql postfix /etc/pam.d/smtp.postfix /etc/postfix /etc/postfix/access /etc/postfix/main.cf /etc/postfix/master.cf /usr/lib/sendmail /usr/libexec/postfix /usr/sbin/postalias /usr/sbin/postconf /usr/sbin/postfix /var/log/mail
設定ファイルだけを表示する(-c オプション)
-cオプションを追加すると、パッケージの設定ファイル(/etc/配下など)だけを絞り込んで表示できる。[root@Tiger ~]# rpm -qcl postfix /etc/postfix/main.cf /etc/postfix/master.cf
ドキュメントファイルを表示する(-d オプション)
-dオプションでパッケージに含まれるドキュメントファイルのみを表示できる。[root@Tiger ~]# rpm -qdl postfix
ファイルから所属パッケージを逆引きする(-qf)
-qfを使うと、ファイルパスを指定してそのファイルがどのパッケージからインストールされたかを確認できる。[root@Tiger ~]# rpm -qf /usr/sbin/postfix postfix-2.10.1-9.el7.x86_64
rpm -ql 関連オプション一覧
| コマンド例 | 動作 |
|---|---|
rpm -ql パッケージ名 | パッケージが配置したファイル一覧を表示する |
rpm -qcl パッケージ名 | 設定ファイルのみを表示する |
rpm -qdl パッケージ名 | ドキュメントファイルのみを表示する |
rpm -qf ファイルパス | ファイルの所属パッケージを確認する |
rpm -qi パッケージ名 | パッケージの詳細情報を表示する |
まとめ
rpm -qlは「このパッケージがどこに何をインストールしたか」を把握するための基本コマンドだ。設定ファイルの場所を特定したいときや、パッケージ削除前の影響範囲確認に積極的に活用しよう。
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