ファイルシステムを検査する


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ファイルシステムに問題が疑われる場合、fsckコマンドを使用して
ファイルシステムの検査を行います。

fsckコマンドを実行するとファイルシステムに異常がないかを検査し、
異常があると、その内容により返り値を表示します。
また、以上が発見されない場合には、ディスクに含まれるファイル数、
使用しているブロック数、使用可能なブロック数を表示します。

引数なしでコマンドを実行した倍には、/etc/fstabに記述されている
すべてのデバイスを検査の対象とします。
また引数にデバイス名を指定するして実行した場合には、
指定したデバイスのみを検査します。

注意事項として検査が行われている途中でディスクアクセスがあると
システムが破壊される恐れがあるので、fsckコマンドを実行する場合には
アンマウントできるボリュームはアンマウントし、/が置かれたボリュームを
含む場合は、シングルユーザモードで実行するのが安全です。

fsckコマンドを実行するにはroot権限が必要になります。

[pakira@Tiger ~]$ su - ←rootにスイッチします。
パスワード:
[root@Tiger ~]# fsck /dev/hda1  ←デバイス「/dev/hda1」を検査します。
fsck 1.39 (29-May-2006)
e2fsck 1.39 (29-May-2006)
/dev/hda1 is mounted.

WARNING!!! Running e2fsck on a mounted filesystem may cause
SEVERE filesystem damage.

Do you really want to continue (y/n)? yes ←対象ボリュームをアンマウントかシングルユーザモードで起動しているなら「y」を入力します。

/boot: recovering journal
/boot: clean, 35/26104 files, 15397/104388 blocks  ←異常がなければ「clean」と表示されます。


■ fsckコマンドで異常が発見された場合の返り値
1:ファイルシステムの異常が修復された
2:システムを再起動する必要がある
4:ファイルシステムの異常が修復されないで残っている
8:操作エラー
16:利用法、または文法エラー
32:ユーザの操作によりキャンセル
128:共有ライブラリエラー


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システムの再起動を高速に行う
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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

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