ext2(Linux第2拡張ファイルシステム)及び、ext3(ジャーナル、自動記録保存つきLinux第2拡張ファイルシステム)
を対象にファイルシステムの一貫性をチェックするにはe2fsckコマンドを使用します。
引数としてはチェック対象のボリュームのデバイス名を指定します。
注意事項として検査が行われている途中でディスクアクセスがあると
システムが破壊される恐れがあるので、e2fsckコマンドを実行する場合には
アンマウントできるボリュームはアンマウントし、/が置かれたボリュームを
含む場合は、シングルユーザモードで実行するのが安全です。
また、このe2fsckコマンドを実行するには、root権限が必要になります。
[pakira@Tiger ~]$ su -  ←rootにスイッチします。
パスワード:    ←rootパスワードは表示されません。
[root@Tiger ~]# e2fsck -cfpv /dev/hda1 ←ボリューム「/dev/hda1」のファイルシステムの一貫性をチェックします。
/dev/hda1 is mounted.
WARNING!!!  Running e2fsck on a mounted filesystem may cause
SEVERE filesystem damage.
Do you really want to continue (y/n)? yes ←対象ボリュームをアンマウントかシングルユーザモードで起動しているなら「y」を入力します
/boot: recovering journal
      35 inodes used (0.13%)
       2 non-contiguous inodes (5.7%)
         # of inodes with ind/dind/tind blocks: 8/3/0
   15397 blocks used (14.75%)
       0 bad blocks
       0 large files
      22 regular files
       3 directories
       0 character device files
       0 block device files
       0 fifos
       0 links
       1 symbolic link (1 fast symbolic link)
       0 sockets
--------
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