そんな疑問を持つ方は多いです。
CentOS7からファイアウォールの推奨ツールがiptablesからfirewalldに変わりました。
開発環境や内部ネットワーク専用サーバーでは、ファイアウォールを一時的に停止したい場面もあります。
この記事では、CentOS7のfirewalldの状態確認と停止方法を解説します。
・
firewall-cmd --list-services で許可されているサービスを確認できる・
systemctl stop firewalld で即時停止、systemctl disable firewalld で恒久停止・本番サーバーでは停止せず、必要なポートだけ開放するのが正しい対処
でも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
firewalldとiptablesの違い
CentOS6系まではファイアウォールにiptablesが標準でしたが、CentOS7からfirewalldが推奨となりました。・iptables:設定変更のたびに再起動が必要。低レベルのパケットフィルタリングルールを直接記述
・firewalld:再起動なしでルールを動的に変更可能。ゾーンという概念で設定を管理
CentOS7ではiptablesも使用できますが、firewalldとの併用は禁止です。
どちらか一方のみを使用してください。
firewalldの状態を確認する
1. サービスの稼働状態を確認する
firewalldが起動しているか確認します。# systemctl status firewalld * firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; enabled) Active: active (running) since Mon 2026-04-07 10:00:00 JST
2. 許可されているサービスを確認する
# firewall-cmd --list-services --zone=public ssh dhcpv6-client
# 開放されている全ルールを確認する # firewall-cmd --list-all public (active) target: default interfaces: eth0 services: ssh dhcpv6-client ports: protocols:
firewalldを停止する
【注意】本番サーバーでは原則としてfirewalldを停止しないでください。必要なポートだけを開放する設定で対応するのが安全な対処法です。
開発環境や内部ネットワーク専用サーバーに限って停止を検討してください。
1. 即時停止(再起動すると元に戻る)
# firewalldを即時停止する # systemctl stop firewalld.service # 停止後に状態を確認する # systemctl status firewalld * firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon Active: inactive (dead)
2. 恒久的に停止する(再起動後も停止状態を維持)
# 自動起動を無効化する # systemctl disable firewalld.service Removed symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/firewalld.service. Removed symlink /etc/systemd/system/dbus-org.fedoraproject.FirewallD1.service. # 即時停止も実施する(disableだけでは今すぐは停止しない) # systemctl stop firewalld.service
systemctl disable はOS起動時の自動起動を無効にするコマンドです。現在の稼働状態は変わりませんので、
systemctl stop も一緒に実行してください。
3. 恒久停止の確認
# 自動起動の状態を確認する # systemctl is-enabled firewalld disabled
本記事のまとめ
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| firewalldの稼働状態を確認する | systemctl status firewalld |
| 許可されているサービスを確認する | firewall-cmd --list-services --zone=public |
| 全ルールを確認する | firewall-cmd --list-all |
| 即時停止する(再起動で元に戻る) | systemctl stop firewalld.service |
| 恒久的に停止する | systemctl disable firewalld.service |
| 自動起動の状態を確認する | systemctl is-enabled firewalld |
ファイアウォールの設定、本当にこれで大丈夫ですか?
firewalldの停止は応急処置です。本番環境では必要なポートだけを正しく開放する設定が求められます。
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