localectl コマンドを使用します。
現在設定されている言語ロケールを確認する
現在設定されてる言語ロケールを確認するには、「localectl status」を実行します。# localectl status ←「localectl status」を実行します。 System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8 VC Keymap: jp X11 Layout: jp
日本語になっている事が確認できます。
言語ロケールを英語に変更する
言語ロケールを変更するには、「localectl set-locale LANG=」に変更する言語を指定します。
変更後は、ログインし直すことで、言語が変更されます。
# localectl set-locale LANG=en_US.UTF-8 ←「localectl set-locale LANG=en_US.UTF-8」を実行します。 # localectl status ←確認の為「localectl status」を実行します。 System Locale: LANG=en_US.UTF-8 VC Keymap: jp X11 Layout: jp
言語ロケールを日本語に変更する
続いて、言語ロケールを日本語にします。英語の時と同様に「localectl set-locale LANG=」に変更する言語を指定します。
# localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 ←「localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8」を実行します。 # localectl status ←確認の為「localectl status」を実行します。 System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8 VC Keymap: jp X11 Layout: jp
使用可能な言語ロケールを確認する
システムで使用可能な言語ロケールを確認するには、「localectl list-locales」を実行します。
# localectl list-locales ←「localectl list-locales」を実行します。 aa_DJ aa_DJ.iso88591 aa_DJ.utf8 aa_ER aa_ER.utf8 aa_ER.utf8@saaho aa_ER@saaho aa_ET aa_ET.utf8 af_ZA af_ZA.iso88591 〜中略〜 zh_TW.euctw zh_TW.utf8 zu_ZA zu_ZA.iso88591 zu_ZA.utf8
下記の操作で一覧の制御が行えます。
次ページに移行 :スペースキー
途中で終了 :Ctrl+cキー
最終行まで表示し、コマンドプロンプトに戻る:qキー
特定の使用可能な言語ロケールを確認する
言語ロケールは、表示される数が多いので、目的のロケールのみを表示させた方が実用的です。
その場合、「|」(パイプ)とgrepコマンドで絞り込みを行います。
例として、日本語のロケールのみの表示を行います。
# localectl list-locales | grep ja ←「localectl list-locales | grep ja」を実行します。 ja_JP ja_JP.eucjp ja_JP.ujis ja_JP.utf8 japanese japanese.euc
P.S
CentOS7で言語ロケールを確認・設定するのもっと高い技術を身につけたいならこちら
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