デフォルトゲートウェイ(ルータ)を設定する


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Linuxはインストール時にデフォルトゲートウェイ(ルータ)の設定を行いますが、
ネットワークの構成変更に伴い、デフォルトゲートウェイを変更する必要が
生じる場合があります。

また、インストール時に設定したデフォルトゲートウェイが
実は誤りだった場合も正しいものに変更する必要があります。

私が主催してる「Linuxサーバー構築講座」でも、
希に誤った設定をして、正しいものに修正するには
どうすれば良いのかという質問を頂く事があります。

Linuxサーバー構築講座
https://www.linuxmaster.jp/2009/12/post-4.html

Linuxに触れたばかりの初心者の方には、まずは慣れてもらう事が
先決であるため、インストールからやり直してもらうことにしていますが、
ある程度慣れてきた時には、今日紹介する方法を使用して
デフォルトゲートウェイの設定すると良いでしょう。


デフォルトゲートウェイ(ルータ)を設定する

デフォルトゲートウェイを確認するには「route」コマンドを実行します。
routeコマンドを実行すると、ルーティングテーブルが実行され、
現在設定されてるデフォルトゲートウェイが表示されます。

[root@Tiger ~]# route ←routeコマンドを実行します
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0
default 192.168.1.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0

最終行の「default」という行がデフォルトゲートウェイの設定になり、
この例では「192.168.1.1」というIPアドレスがデフォルトゲートウェイに
設定されています。


デフォルトゲートウェイを削除する

まずは現在設定されてるデフォルトゲートウェイを削除します。
削除する場合は下記のようにrouteコマンドを実行します。

[root@Tiger ~]# route del default gw 192.168.1.1

routeコマンドの引数として「del」を設定し、「default gw」の後に
削除したいデフォルトゲートウェイ機器のIPアドレスを設定します。

[root@Tiger ~]# route ←routeコマンドを実行します
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0

削除が成功すると上記のように「default」行が削除されます。


デフォルトゲートウェイを設定する

デフォルトゲートウェイを設定するには「デフォルトゲートウェイを削除する」で
実行したrouteコマンドの「del」の箇所を「add」に変更します。
実行例としては下記の様になります。

[root@Tiger ~]# route add default gw 192.168.1.3

routeコマンドの引数として「add」を設定し、「default gw」の後に
設定したいデフォルトゲートウェイ機器のIPアドレスを設定します。

[root@Tiger ~]# route ←routeコマンドを実行します
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0
default 192.168.1.3 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0

設定が成功すると、成功すると上記のように「default」行が表示されます。

なお、このrouteコマンドを実行するには、予めNICのアドレス設定が
済んでいて、さらにroot権限が必要になりますので注意してください。



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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

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