【この記事でわかること】
・route add default gw IPアドレス コマンドでデフォルトゲートウェイを一時的に設定できる
・設定は再起動すると消えるため、永続化するには /etc/sysconfig/network などに記述する
・nmcli や nmtui を使うと NetworkManager 経由で永続的なゲートウェイ設定ができる
・ip route add default via IPアドレス も同様の操作ができる(iproute2)
デフォルトゲートウェイ(ルータ)を設定する
デフォルトゲートウェイを確認するには「route」コマンドを実行します。
routeコマンドを実行すると、ルーティングテーブルが実行され、
現在設定されてるデフォルトゲートウェイが表示されます。
[root@Tiger ~]# route ←routeコマンドを実行します
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0
default 192.168.1.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0
最終行の「default」という行がデフォルトゲートウェイの設定になり、
この例では「192.168.1.1」というIPアドレスがデフォルトゲートウェイに
設定されています。
デフォルトゲートウェイを削除する
まずは現在設定されてるデフォルトゲートウェイを削除します。
削除する場合は下記のようにrouteコマンドを実行します。
[root@Tiger ~]# route del default gw 192.168.1.1
routeコマンドの引数として「del」を設定し、「default gw」の後に
削除したいデフォルトゲートウェイ機器のIPアドレスを設定します。
[root@Tiger ~]# route ←routeコマンドを実行します
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0
削除が成功すると上記のように「default」行が削除されます。
デフォルトゲートウェイを設定する
デフォルトゲートウェイを設定するには「デフォルトゲートウェイを削除する」で
実行したrouteコマンドの「del」の箇所を「add」に変更します。
実行例としては下記の様になります。
[root@Tiger ~]# route add default gw 192.168.1.3
routeコマンドの引数として「add」を設定し、「default gw」の後に
設定したいデフォルトゲートウェイ機器のIPアドレスを設定します。
[root@Tiger ~]# route ←routeコマンドを実行します
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0
169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0
default 192.168.1.3 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0
設定が成功すると、成功すると上記のように「default」行が表示されます。
なお、このrouteコマンドを実行するには、予めNICのアドレス設定が
済んでいて、さらにroot権限が必要になりますので注意してください。
・route add default gw IPアドレス コマンドでデフォルトゲートウェイを一時的に設定できる
・設定は再起動すると消えるため、永続化するには /etc/sysconfig/network などに記述する
・nmcli や nmtui を使うと NetworkManager 経由で永続的なゲートウェイ設定ができる
・ip route add default via IPアドレス も同様の操作ができる(iproute2)
デフォルトゲートウェイの設定を永続化する方法を説明できますか?
route コマンドでの一時設定と、設定ファイルへの記述による永続化の違いを理解しておくと、ネットワーク設定変更後の再起動にも慌てなくなります。
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