HOME > Linux技術 リナックスマスター.JP(Linuxマスター.JP) > Linuxtips, ネットワーク > /etc/host.confで名前解決の参照順を設定する方法|nsswitch.confとの違いも解説
名前解決の設定ファイルを調べると、/etc/nsswitch.conf と /etc/host.conf の2種類が出てくることがあります。どちらが使われているのか、違いは何なのか----この記事で整理します。【この記事でわかること】
・/etc/host.confは古いlibc5向けの名前解決設定ファイルで現在はほぼ使われない
・現代のLinux(glibc使用)では/etc/nsswitch.confが名前解決の設定ファイルとして使われる
・order hosts,bindのように記述し、hostsは/etc/hostsファイル、bindはDNSを意味する
・古いアプリケーション実行時やレガシー環境での参照のために知識として持っておくべき
・/etc/host.confは古いlibc5向けの名前解決設定ファイルで現在はほぼ使われない
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/etc/host.confとは
/etc/host.conf は、古いライブラリ(libc5)向けの名前解決設定ファイルです。現在の多くのLinuxディストリビューションで使われている glibc(libc6)では、代わりに /etc/nsswitch.conf が使用されます。現代の環境では
/etc/host.conf を編集する機会はほぼありませんが、古いアプリケーションを使用する場合や、レガシーシステムの管理で参照することがあります。基本的な設定内容
/etc/host.confの書き方
[root@Tiger ~]# cat /etc/host.conf order hosts,bind
order のみで、カンマ区切りで参照順序を指定します。・hosts:
/etc/hosts ファイルを参照する・bind:DNSサーバー(BIND)を参照する
・nis:NIS(旧YP)サーバーを参照する
上記の例では「まず
/etc/hosts を参照し、名前が解決できない場合はDNSサーバーを参照する」という設定になっています。/etc/nsswitch.confとの違い
現在のLinux環境での名前解決には、より機能豊富な/etc/nsswitch.conf が使われています。・/etc/host.conf:古いlibc5向け。orderのみ設定可能。現在はほぼ使われない
・/etc/nsswitch.conf:現代のglibc向け。ホスト名以外の様々な情報の参照先も設定可能
/etc/nsswitch.conf の設定については、以下の記事で詳しく解説しています。名前解決の参照順を変更する(/etc/nsswitch.conf)
設定変更が必要な場合の手順
/etc/host.confを編集する
[root@Tiger ~]# vi /etc/host.conf # DNSを先に参照したい場合は以下のように変更する order bind,hosts # 旧来の書き方では複数行での記述も可能だった # order hosts,bind # multi on
/etc/host.conf を変更しても効果がない場合がほとんどです。名前解決の設定は /etc/nsswitch.conf で行ってください。本記事のまとめ
・/etc/host.conf は古いlibc5向けの名前解決設定ファイル・
order hosts,bind:/etc/hostsを先に参照、次にDNS(bind)を参照・現代のLinuxでは
/etc/nsswitch.conf が使われており、/etc/host.conf は参照されない・古いアプリケーションを実行する環境以外では編集不要
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