名前解決システムを参照する設定は、/etc/nsswitch.confファイルになります。
古いライブラリでは、/etc/host.confファイルで参照順を設定しますが、
現在において/etc/nsswitch.confファイルを編集することがほとんどです。
[root@Tiger ~]# vi /etc/nsswitch.conf
#hosts: db files nisplus nis dns
hosts: files dns
上記は/etc/nsswitch.confファイルの抜粋ですが、「hosts:」行に参照順位が
設定されています。左からfiles、dnsとされており、filesは/etc/hostsファイルを
dnsは、DNSサーバーを意味します。
デフォルトでは、hostsファイルを参照後、名前が解決できない場合、
DNSサーバーを参照します。
参照項目としては、LDAPサーバーの場合、「ldap」、NISの場合「nis」と記述します。
P.S
名前解決の参照順を変更する(/etc/nsswitch.conf)のもっと高い技術を身につけたいならこちら
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