基本的にCentOSをインストールすると、従来のIPv4アドレスとIPv6アドレスが併用して割り当てられます。
IPv6のIPアドレスを確認するには、ifconfigコマンドを実行します。
IPv6のIPアドレスが表示される箇所は、eth0とloのinet6 addr:行になります。
[pakira@Tiger ~]$ ifconfig
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:0C:29:2C:4C:AA
inet addr:192.168.0.36 Bcast:192.168.0.255 Mask:255.255.255.0
inet6 addr: 2001:c90:****:****:****:****:****:4caa/64 Scope:Global
inet6 addr: fe80::****:****:****:****/64 Scope:Link
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:133 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:77 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:15654 (15.2 KiB) TX bytes:12553 (12.2 KiB)
Interrupt:19 Base address:0x2000
lo Link encap:Local Loopback
inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
inet6 addr: ::1/128 Scope:Host
UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 Metric:1
RX packets:4 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:4 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:0
RX bytes:240 (240.0 b) TX bytes:240 (240.0 b)
inet6 addr: 2001の行は固定で割り当てたIPv6アドレスになり、
inet6 addr: fe80の行は、自動で割り当てられたIPv6アドレスになります。
fe80で始まる自動構成されたIPv6アドレスは、リンクローカルアドレスと呼ばれ、
隣接したコンピュータと通信できますが、インターネットとは直接通信できません。
IPv6アドレスを使用してインターネットに接続するには、プロバイダーに申請する
必要があります。
また、loのinet6 addr: 行は、Ipv6のループバックアドレスが表示されており、
システム共通で「::1」となっています。
P.S
IPv6アドレスを確認するのもっと高い技術を身につけたいならこちら
<<関連記事>>
・MIMEでエンコードされたテキストを読めるように変換する
・viエディタで文字をコピーする
・ハードディスクの使用状況を調べるには
・tar.bz2ファイルを解凍して展開するには
・tar.gz形式のファイルを解凍、展開するには