この記事では、LANカード(NIC)に設定されたIPアドレス・ネットマスク・ゲートウェイなどの設定内容を確認する方法を解説します。
古いCentOS 7の方法から、RHEL 8以降でのNetworkManager方式まで説明します。
・ifcfg-eth0設定ファイルで静的IPアドレスの設定内容を確認する方法
・RHEL 8以降でのネットワーク設定ファイルの場所の変更(NetworkManager)
・ip aコマンドとifconfigコマンドでNICの設定を確認する方法
・nmcli device showコマンドでLANカードの詳細設定を確認する方法
でも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
設定ファイルで確認する(CentOS 7 / RHEL 7以前)
CentOS 7・RHEL 7以前では、NICの設定ファイルは/etc/sysconfig/network-scripts/ ディレクトリにあります。1. ifcfg-eth0の内容を確認する
[root@tiger root]# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 DEVICE=eth0 BOOTPROTO=static BROADCAST=192.168.1.255 IPADDR=192.168.1.35 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.1.0 ONBOOT=yes
| 設定項目 | 意味 |
|---|---|
DEVICE |
LANカードのデバイス名 |
BOOTPROTO |
IPアドレスの割り当て方法(static=固定、dhcp=自動取得) |
IPADDR |
サーバーのIPアドレス |
NETMASK |
サブネットマスク |
BROADCAST |
ブロードキャストアドレス |
NETWORK |
ネットワークアドレス |
ONBOOT |
サーバー起動時にLANカードを有効化するか(yes/no) |
設定ファイルで確認する(RHEL 8以降)
RHEL 8・CentOS Stream 8以降では、NetworkManagerが標準になり設定ファイルの場所が変わりました。1. NetworkManagerの接続設定ファイルを確認する
# 接続設定一覧を確認 # ls /etc/NetworkManager/system-connections/ # 特定の接続設定を確認 # cat /etc/NetworkManager/system-connections/ens160.nmconnection
コマンドで確認する
1. ip aコマンドで現在の設定を確認する
# ip a 2: ens160:
mtu 1500 inet 192.168.1.35/24 brd 192.168.1.255 scope global ens160
ip a は現在適用されているIPアドレスをリアルタイムで確認できます。2. nmcli device showで詳細設定を確認する
# nmcli device show ens160 GENERAL.DEVICE: ens160 GENERAL.TYPE: ethernet IP4.ADDRESS[1]: 192.168.1.35/24 IP4.GATEWAY: 192.168.1.1 IP4.DNS[1]: 8.8.8.8
nmcli ではIPアドレスだけでなく、デフォルトゲートウェイやDNSサーバーの設定も確認できます。本記事のまとめ
・CentOS 7以前は/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 で設定確認・RHEL 8以降は
/etc/NetworkManager/system-connections/ で設定確認・現在の設定は
ip a で即確認できる・詳細(ゲートウェイ・DNS含む)は
nmcli device show インターフェース名Linuxのネットワーク設定、正しく確認できていますか?
ネットワーク設定の確認は障害対応の第一歩です。コマンドと設定ファイルの両方から設定を読み取れるスキルが、実務での素早いトラブル解決につながります。
ネットの切れ端の情報をコピペするだけでなく、現場で通用する安全なLinuxサーバー構築の「型」を体系的に身につけたい方へ、『Linuxサーバー構築入門マニュアル(図解60P)』を完全無料でプレゼントしています。
「独学の時間がもったいない」「プロから直接、現場の技術を最短で学びたい」という本気の方には、2日で実務レベルのスキルが身につく【初心者向けハンズオンセミナー】も開催しています。
3,100名以上が実践した「型」を無料で公開中
プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
その「型」を図解60Pにまとめた入門マニュアルを、完全無料でプレゼントしています。
登録10秒/合わなければ解除3秒 / 詳細はこちら
- 次のページへ:dmesgコマンドでカーネルメッセージを確認する方法|-Tや-lの使い方とエラー対処も
- 前のページへ:ユーザーを削除する
- この記事の属するカテゴリ:Linuxtipsへ戻る

無料メルマガで学習を続ける
Linuxの実践スキルをメールで毎週お届け。
登録は1分、解除もいつでも可。
登録無料・いつでも解除できます