Linuxのシステムクロック、ハードウェアクロック

HOMELinux技術 リナックスマスター.JP(Linuxマスター.JP)LinuxtipsLinuxtips, システム管理 > Linuxのシステムクロック、ハードウェアクロック

■Linux入門無料マニュアル
RHEL・MIRACLELINUX・Ubuntuに対応した
全516ページのLinux入門マニュアルを無料プレゼント中です。
これさえあれば自分専用のLinux環境が作れます。
↓↓今すぐダウンロードしてください↓↓
Linux入門無料マニュアルのダウンロードはこちらをクリック



■AWS入門マニュアル【無料プレゼント】
たった13分でWordPressサーバーが作れるAWSマニュアルを【期間限定】プレゼント中です。
AWS入門マニュアルは↓から今すぐダウンロードしてください。

【無料プレゼント】AWS入門マニュアルのダウンロードはこちらをクリック

コンピュータやサーバーに内蔵された時計は、電源がオフの状態でも
常に動作しています。これをハードウェアクロックと呼びます。
また、ハードウェアクロックとは別にLinuxカーネル内に存在する
システムクロックというものも存在ます。

システムクロックは、Linux起動時にハードウェアクロックを参照し、
設定を行いますが、その後は別々に動作します。
そのため起動してから時間の経過とともにハードウェアクロックと
システムクロックに差が生じてしまいます。

そこで重宝するのが、ネットワーク経由でクロックを同期する
NTP(Network Time Protocol)を使った時刻合わせです。

NTPはネットワーク経由でインターネット上にあるタイムサーバー
(NTPサーバー)から正確な時刻を取得します。
Linuxでは、ntpdateコマンドを使用してNTPサーバーから
正確な時刻を取得できます。

下記の例では「clock.nc.fukuoka-u.ac.jp」から
現在の時刻を取得しています。

# ntpdate -s clock.nc.fukuoka-u.ac.jp

■他のNTPサーバー
・東京大学 eric.nc.u-tokyo.ac.jp
・東京理科大学 ntp.sut.ac.jp
・東北大学 ntp1.tohoku.ac.jp
・広島大学 ns.hiroshima-u.ac.jp
・大阪府立大学 eagle.center.osakafu-u.ac.jp

ただし、ntpdateコマンドで同期できるのはシステムクロックになります。
ハードウェアクロックも同期させるには、clockコマンドにオプション
「-w」を付けて実行します。

# clock -w

また、hwclockでもシステムクロックの時刻をハードウェアクロックに
書き込み同期させることができます。その場合もオプション「-w」を
付けて実行します。

# hwclock -w

Linuxシステムで正確な時刻設定を行う場合には、cronを使用して
一定時間毎に時刻合わせをさせるのが良い方法です。
例えば、↓のように毎日0時にシステムクロックを同期し、
0時1分にハードウェアクロックを同期する設定を行います。

0 0 * * * /usr/sbin/ntpdate -s clock.nc.fukuoka-u.ac.jp > /dev/null 2>& 1
1 0 * * * /sbin/clock -w

上記の設定をcronに行う事で毎日決まった時間に正確な時刻を
同期することができます。

crontabコマンド 定期的にコマンドを自動実行する

これら時刻合わせ処理の流れをまとめると下記の様になります。

1.ntpdateコマンドでNTPサーバーから正確な時刻を取得し、システムクロックと同期
2.clockまたは、hwclockコマンドでシステムクロックとハードウェアクロックを同期


時刻管理はLinuxシステムを管理する上でとても重要なものになります。
ログ管理で言えば、いつどんな処理を行ったか、または、エラーや障害は
いつ発生したのかなど、サーバーの状態を時系列で追う必要がある場合に
重要になります。

なので、常に正確な時刻を刻むようこれらの内容をマスターし、
Linuxに設定するようにしてください。



■Linux入門無料マニュアル
RHEL・MIRACLELINUX・Ubuntuに対応した
全516ページのLinux入門マニュアルを無料プレゼント中です。
これさえあれば自分専用のLinux環境が作れます。
↓↓今すぐダウンロードしてください↓↓
Linux入門無料マニュアルのダウンロードはこちらをクリック



■AWS入門マニュアル【無料プレゼント】
たった13分でWordPressサーバーが作れるAWSマニュアルを【期間限定】プレゼント中です。
AWS入門マニュアルは↓から今すぐダウンロードしてください。

【無料プレゼント】AWS入門マニュアルのダウンロードはこちらをクリック


■Linux入門無料マニュアル
RHEL・MIRACLELINUX・Ubuntuに対応した
全516ページのLinux入門マニュアルを無料プレゼント中です。
これさえあれば自分専用のLinux環境が作れます。
↓↓今すぐダウンロードしてください↓↓
Linux入門無料マニュアルのダウンロードはこちらをクリック



■【無料プレゼント】AWS入門PDFマニュアル
たった13分でWordPressサーバーが作れるAWSマニュアルを【期間限定】プレゼント中です。
AWS入門マニュアルは↓から今すぐダウンロードしてください。

【無料プレゼント】AWS入門PDFマニュアルのダウンロードはこちら


人気セミナー

■2日でLinuxエンジニアとして一人前の技術を身につけるセミナー
「大袈裟すぎ...」「できるわけない...」そう思うのはわかります。でも...
その理由が知りたい方は、↓をクリックしてください。
【Linuxセミナー研修】リナックスマスタープロセミナー(2日間RHEL研修)

■自宅で30日でLinuxエンジニアとして一人前の技術を身につける講座
自宅にいながらプロのLinuxエンジニアの技術がマスターできる講座です。
自分のペースで学習を進められます。
【Linux講座】リナックスマスターホームスタディ講座

■AWS基礎が1日でマスターできるセミナー
AWS初心者向けセミナーです。ログインや料金確認などの基礎から
ロードバランサーなど業務で使える実用的なスキルが1日で学べます。
【AWSセミナー研修】AWSマスター【初級編】

■2日で災害対策、障害対策「止まらないシステム」を構築するセミナー
「企業が安心して使えるLinux環境をAWSに構築する」ハンズオンセミナーです。
「AWSベーシックマスターセミナー」より上位のセミナーになります。
【AWSセミナー研修】AWSマスター【上級編】

■失敗しないLinux転職
あなたが「Linuxエンジニアになりたいけど、失敗したくない。」と思っているなら、
知っておいてほしい事をまとめました。
失敗しないLinuxの転職に強い転職サイト・転職エージェント【厳選3選】


<<関連記事>>
・LinuxのOS種類とバージョンを確認する
・Perlモジュールを一覧表示する
・Linuxログの調査をする
・システム終了を中止する
・システム終了時に接続ユーザにメッセージを送る

スポンサードリンク