ランレベルを切り替える
■-- 文法 --■
telinit [runlevel]
例)
runlevel 5
ランレベルを5に変更
※▲はスペースを表してます。
■ 説明
telinitコマンドはランレベルを切り替えるコマンドです。
telinitコマンドを実行するには設定したいランレベルを
引数として指定し、実行します。
また、telinitコマンドの実行にはroot権限が必要になり、
設定後は再起動して設定を有効にする必要があります。
■ 主なオプション
なし
■ 実行例
[pakira@Tiger ~]$ su - ←rootにユーザ切り替えを行う
パスワード: ←rootパスワードを入力する(パスワードは表示されません)
[root@Tiger ~]# runlevel ←現在のランレベルを確認します。
N 3 ←現在のランレベルは「3」に設定されています。
[root@Tiger ~]# telinit 5 ←ランレベルを5に設定します。
[root@Tiger ~]# runlevel ←設定後のランレベルを確認します。
3 5 ←ランレベルが「5」に変更されます。
■ ランレベルとモード
レベル:0 停止
レベル:1 シングルユーザモード
レベル:2 マルチユーザモード(テキストログイン、NFSサーバーは停止)
レベル:3 マルチユーザモード(テキストログイン)
レベル:4 未使用
レベル:5 マルチユーザモード(グラフィカルログイン)
レベル:6 再起動(リブート)
レベル:S シングルユーザモード(/etc/rc.d/rc.sysinitを読み込む)
■関連記事
ランレベルを表示する
runlevelコマンドの詳細はこちら
suコマンドの詳細はこちら
P.S
telinitなど、より高度な現場のLinux技術をマスターしたいなら
↓
詳しくはこちらをクリック
P.P.S
Linux入門マニュアルが無料ダウンロードできます。
↓
ダウンロードはこちらをクリック
<<関連記事>>
・pstree
・chsh
・finger
・du
・uname