rebootコマンドでLinuxを再起動する方法|shutdownとの違いや安全な再起動手順もコマンド

宮崎智広 この記事の監修:宮崎智広(Linux実務・教育歴20年以上・受講者3,100名超)
HOMELinux技術 リナックスマスター.JP(Linuxマスター.JP)Linuxコマンド, LinuxコマンドP-T, システム管理コマンド > rebootコマンドでLinuxを再起動する方法|shutdownとの違いや安全な再起動手順もコマンド
「サーバーを再起動したいけど、rebootとshutdownのどちらを使えばいいの?」
「再起動前にやっておくべきことを確認したい」
サーバーの再起動は頻繁に行う操作ではありませんが、カーネルアップデートの適用や障害対応で必要になる場面があります。

この記事では、reboot コマンドでLinuxを再起動する方法を解説します。
基本的な使い方、shutdown -rとの違い、再起動前の安全な手順、systemctl rebootとの関係まで、現場で使える知識をまとめました。

※ rebootコマンドの実行にはroot権限が必要です。
【この記事でわかること】
・rebootは即座に再起動。計画的な再起動にはshutdown -r 時刻指定を使う
・再起動前にはsync実行・接続ユーザー確認・fsckスケジュールの確認を行う
・systemdではsystemctl rebootが推奨。rebootコマンドも内部でsystemctlを呼ぶ

「このままじゃマズい」と感じていませんか?
参考書を開く気力もない、同年代に取り残される不安——
でも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
図解60P/登録10秒/解除も3秒 / 詳細はこちら

rebootコマンドの基本的な使い方

1. システムを再起動する

# システムを再起動する # reboot

引数なしで実行するだけで、システムが再起動されます。

2. systemctl rebootでも同じ

RHEL 7以降では、reboot は内部的に systemctl reboot と同じ動作をします。

# systemctl経由で再起動(rebootと同じ動作) # systemctl reboot

rebootとshutdown -rの違い

reboot:即座に再起動を開始する。ログイン中のユーザーへの通知はない
shutdown -r:指定した時間後に再起動する。ログイン中のユーザーにメッセージを送信できる

# 即座に再起動(reboot と同じ) # shutdown -r now # 5分後に再起動(ユーザーに通知される) # shutdown -r +5 "5分後にサーバーを再起動します" # 指定時刻に再起動 # shutdown -r 23:00 "23時にサーバーを再起動します" # 予約した再起動をキャンセル # shutdown -c

複数のユーザーがログインしている環境では、shutdown -r で事前通知してから再起動するのが安全です。

再起動前の安全な手順

本番サーバーを再起動する前に、以下のチェックを行ってください。

1. ログイン中のユーザーを確認する

# ログイン中のユーザーを確認 $ w 14:30:15 up 45 days, 2 users, load average: 0.15, 0.30, 0.25 USER TTY FROM LOGIN@ IDLE WHAT pakira pts/2 192.168.1.100 14:00 0.00s vi config.php

他のユーザーが作業中の場合は、事前に連絡してから再起動してください。

2. ディスクの書き込みを完了させる

# メモリ上のデータをディスクに書き出す # sync

sync コマンドで、メモリ上にキャッシュされているデータをディスクに書き出します。通常のreboot/shutdownでは内部的にsyncが実行されますが、念のため手動で実行しておくと安心です。

3. 重要なサービスの状態を記録する

# 起動中のサービスを確認(再起動後の比較用) # systemctl list-units --type=service --state=running

【注意】reboot --forceの危険性

reboot --force(または reboot -f)は、サービスの正常停止やディスクの同期を行わずに強制的に再起動します。

通常の運用では使用しないでください。ファイルシステムの破損やデータ損失のリスクがあります。システムがハングして通常の再起動ができない場合の最終手段です。

本記事のまとめ

やりたいこと コマンド
即座に再起動 reboot
時間指定で再起動(通知付き) shutdown -r +5 "メッセージ"
指定時刻に再起動 shutdown -r 23:00
予約した再起動をキャンセル shutdown -c
再起動前にディスク同期 sync
ログイン中のユーザーを確認 w

rebootコマンドを使いこなして、Linuxサーバーの安全な運用を学びたいですか?

再起動は単純な操作に見えて、失敗すると復旧に時間がかかります。正しい手順を体系的に学んでおきましょう。
ネットの切れ端の情報をコピペするだけでなく、現場で通用する安全なLinuxサーバー構築の「型」を体系的に身につけたい方へ、『Linuxサーバー構築入門マニュアル(図解60P)』を完全無料でプレゼントしています。

「独学の時間がもったいない」「プロから直接、現場の技術を最短で学びたい」という本気の方には、2日で実務レベルのスキルが身につく【初心者向けハンズオンセミナー】も開催しています。

無料メルマガで学習を続ける

Linuxの実践スキルをメールで毎週お届け。
登録は1分、解除もいつでも可。

登録無料・いつでも解除できます

暗記不要・1時間後にはサーバーが動く

3,100名以上が実践した「型」を無料で公開中

プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
その「型」を図解60Pにまとめた入門マニュアルを、完全無料でプレゼントしています。

登録10秒/合わなければ解除3秒 / 詳細はこちら

Linux無料マニュアル(図解60P) 名前とメールで30秒登録
宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

趣味は、キャンプにカメラ、トラウト釣り。好きな食べ物は、ラーメンにお酒。休肝日が作れない、酒量を減らせないのが悩み。最近、ドラマ「フライトエンジェル」を観て涙腺が崩壊しました。