CentOS7でログ保存設定をする


この記事の監修:宮崎智広(Linux教育歴15年以上・受講者3,100名超)
「CentOS7でサーバーを再起動したらjournalのログが消えてしまった。永続化する方法はないのか」
CentOS7のjournaldは、デフォルトでは /run/log/journal(tmpfs)に保存するため、再起動するとログが消えてしまいます。

この記事では、journaldのログを再起動後も保持する永続保存の設定方法を解説します。

【この記事でわかること】

・デフォルトのjournaldログは /run/log/journal(tmpfs)に保存されOSの再起動で消える
Storage=persistent 設定で /var/log/journal/ に永続保存される
・設定後は systemctl restart systemd-journald.service でサービスを再起動する
・machine-id名のサブディレクトリ配下にログが保存される


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journaldログの永続保存設定

1. デフォルトの保存先を確認する

# tmpfsでマウントされているか確認 # df -HT | grep tmpfs devtmpfs devtmpfs 504M 0 504M 0% /dev tmpfs tmpfs 514M 0 514M 0% /dev/shm tmpfs tmpfs 514M 14M 501M 3% /run tmpfs tmpfs 514M 0 514M 0% /sys/fs/cgroup

/run がtmpfsでマウントされているため、/run/log/journal は再起動で消えます。

2. journald.confを編集してStorage=persistentを設定する

# journald.confを編集 # vi /etc/systemd/journald.conf # [Journal]セクションに以下を追加(または#Storage=autoのコメントを外して変更) [Journal] Storage=persistent

3. journaldサービスを再起動して設定を反映する

# journaldサービスを再起動 # systemctl restart systemd-journald.service # 保存先ディレクトリを確認 # ls -l /var/log/journal/ 合計 0 drwxr-xr-x 2 root root 27 8月 8 15:40 c035188450f4455691b947425145773d

/var/log/journal/ 配下にmachine-id名のディレクトリが作成されれば成功です。

Storage設定の違い

Storage=auto(デフォルト):/var/log/journal/ が存在する場合はそこに保存、存在しない場合は /run/log/journal/ に保存
Storage=persistent:常に /var/log/journal/ に永続保存する
Storage=volatile:常に /run/log/journal/(tmpfs)に保存する(再起動で消える)

本記事のまとめ

やりたいこと コマンド / 設定
ログを永続保存する設定 /etc/systemd/journald.conf に Storage=persistent を追加
設定を反映する systemctl restart systemd-journald.service
保存先を確認する ls /var/log/journal/

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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

趣味は、キャンプにカメラ、トラウト釣り。好きな食べ物は、ラーメンにお酒。休肝日が作れない、酒量を減らせないのが悩み。最近、ドラマ「フライトエンジェル」を観て涙腺が崩壊しました。