Apacheのカスタムログを設定する


この記事の監修:宮崎智広(Linux教育歴15年以上・受講者3,100名超)
「Apacheのログに独自の項目を追加したい。LogFormatの設定方法がよくわからない」
Apacheのカスタムログ設定は、httpd.confLogFormatCustomLog ディレクティブを使います。

この記事では、Apacheのカスタムログ(LogFormat)の設定方法とフォーマット文字列の一覧を解説します。

【この記事でわかること】

・ログ形式は LogFormat ディレクティブで定義し、CustomLog で適用する
・デフォルトは common 形式(IPアドレス・日時・リクエスト・ステータス)
combined 形式はcommonにReferer・User-Agentを加えた業界標準フォーマット
%{クッキー名}C%{ヘッダー名}i など柔軟なカスタマイズが可能


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LogFormatとCustomLogの基本設定

# httpd.confのLogFormat設定例 LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b" common # combined形式でアクセスログを記録する CustomLog "logs/access_log" combined

主なフォーマット文字列一覧

フォーマット文字列 説明
%a アクセス元のIPアドレス
%b 送信されたバイト数(ヘッダーは含まず)。0バイトの時は「-」
%h リモートホスト名
%m リクエストのメソッド名(GET、POST等)
%p サーバーのポート番号
%P サーバーのプロセスID
%r リクエストの最初の行(メソッド・URL・プロトコル)
%s レスポンスのステータスコード
%t リクエストを受け取った日時
%T リクエストの処理にかかった時間(秒)
%u 認証ユーザー名
%U リクエストのURLパス
%v バーチャルホスト名
%{クッキー名}C リクエストに含まれるクッキーの値
%{ヘッダー名}i リクエストヘッダーの値(例:%{Referer}i、%{User-Agent}i)
%{ヘッダー名}o レスポンスヘッダーの値

commonからcombinedに変更する方法

# httpd.confを編集する # vi /etc/httpd/conf/httpd.conf # common行をコメントアウトし、combined行のコメントを外す # CustomLog "logs/access_log" common CustomLog "logs/access_log" combined

変更後はApacheを再起動して設定を反映させます。

# systemctl restart httpd

本記事のまとめ

設定内容 設定例
combined形式でログ記録 CustomLog "logs/access_log" combined
Apache再起動 systemctl restart httpd

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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

趣味は、キャンプにカメラ、トラウト釣り。好きな食べ物は、ラーメンにお酒。休肝日が作れない、酒量を減らせないのが悩み。最近、ドラマ「フライトエンジェル」を観て涙腺が崩壊しました。