Linuxパスワードファイルをチェックする(pwck)


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Linuxでは、パスワード登録されていないアカウントはロックされており、
登録する際にも、不適切なものは登録できない仕組みになっています。
従って、基本的に不適切なパスワードは使用できないようになっています。

しかし、システム管理上パスワードファイルをエディタで直接修正することもあり、
操作を誤ると不適切なパスワードファイルとなってしまう可能性があります。
こうした問題がないかをチェックするコマンドに「pwck」コマンドがあります。

このコマンドは以下の項目のチェックを行います。
・フィールド数が正しいか
・ユーザー名に重複がないか
・ユーザー及び、グループが有効なものであるか
・プライマリグループが有効なものであるか
・ホームディレクトリが正しいか
・ログインシェルが正しいか

もし問題を発見した場合、問題のあるエントリーの内容を表示し、
不整合の状態は望ましくないので削除を行うか確認します。
因みに、pwckコマンドを実行するにはroot権限が必要です。

■Linuxパスワードファイルをチェックする
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
[pakira@Tiger ~]$ su -  ←rootになります。
パスワード:
[root@Tiger ~]# pwck  ←パスワードファイルをチェックします。
ユーザー adm: ディレクトリ '/var/adm' が存在しません
ユーザー uucp: ディレクトリ '/var/spool/uucp' が存在しません
ユーザー gopher: ディレクトリ '/var/gopher' が存在しません
pwck: 変更はありません
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
今回表示されている「存在しません」のエントリーは、
パスワードファイル「/etc/passwd」に登録されていますが、
ホームディレクトリとして記述されているパスが存在しないため
エラーメッセージとして表示されています。
しかし、不正なものではないため削除は推奨されません。




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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

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