ファイル名データベースを更新する

Linux入門マニュアルが無料ダウンロードできます。

ダウンロードはこちらをクリック

Linuxで検索を行う場合、一般的に使用されるのはfindコマンドですが、
このコマンドは対象ディレクトリのパスを個別に検索するため、
検索対象ディレクトリに多くのサブディレクトリ、ファイルが存在すると
検索に時間が掛かります。

その為、予めファイル名データベースファイルを作成し、
そのファイルを対象としてlocateコマンドやslocateコマンドで
検索する方法が使われます。

ファイル名データベースは、デフォルトで毎日午前4時ごろ
自動更新されるようになっていますが、システムが稼働していない場合、
更新されないことになります。

そこで、更新を手動実行するには、updatedbコマンドを引数なしで実行します。
※実行にはroot権限が必要になります。

[pakira@Tiger ~]$ su - ←root権限になります。
パスワード:
[root@Tiger ~]# updatedb & ←カタログデータベースをバックグラウンドで更新します。
[1] 1470   ←ジョブ番号が表示されます。

なお、この処理はコンピュータのスペックやディレクトリ、ファイル数によって
長い時間を要する場合があります。実際に実行する場合は、システム負荷の
少ない時間にバックグラウンドジョブとして実行するのが望ましいです。




P.S
ファイル名データベースを更新するなど、より高度な現場のLinux技術をマスターしたいなら

詳しくはこちらをクリック

P.P.S
Linux入門マニュアルが無料ダウンロードできます。

ダウンロードはこちらをクリック


<<関連記事>>
・MIMEでエンコードされたテキストを読めるように変換する
・viエディタで文字をコピーする
・ハードディスクの使用状況を調べるには
・tar.bz2ファイルを解凍して展開するには
・tar.gz形式のファイルを解凍、展開するには