rpm -qs コマンドを使うと、インストールされている RPM パッケージの各ファイルが「通常(normal)」の状態にあるかを確認できます。ファイルが改ざんされたり誤って削除された場合に「置き換えられている(replaced)」や「不足(missing)」と表示されます。
この記事では、rpm -qs コマンドによる RPM パッケージのファイル状態確認方法を解説します。
【この記事でわかること】
・rpm -qs でパッケージ内の各ファイルの状態を確認できる
・「通常」はファイルが正常な状態、「置き換えられている」「不足」は問題あり
・出力量が多いため less/more とのパイプ併用が基本
・セキュリティ監査でファイル改ざん検出にも活用できる
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rpm -qs コマンドの基本的な使い方
# 書式 rpm -qs パッケージ名 # ghostscript パッケージのファイル状態を表示(less でページ送り) [root@server ~]# rpm -qs ghostscript | less 通常 /etc/ghostscript 通常 /etc/ghostscript/8.70 通常 /usr/bin/gs 通常 /usr/bin/ghostscript ...
ファイル状態の意味
・通常(normal):ファイルが正常にインストールされている状態・置き換えられている(replaced):ファイルが変更・置き換えられている
・不足(missing):インストールされているはずのファイルが存在しない
・未インストール(not installed):パッケージ自体がインストールされていない
実務Tips:問題のあるファイルだけを抽出する
# 「通常」以外の状態のファイルのみ表示(改ざん検出に活用) [root@server ~]# rpm -qs パッケージ名 | grep -v "^通常" # 英語環境では "normal" でフィルタ [root@server ~]# rpm -qs パッケージ名 | grep -v "^normal"
本記事のまとめ
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| パッケージのファイル状態を表示 | rpm -qs パッケージ名 |
| ページ単位で確認 | rpm -qs パッケージ名 | less |
| 問題のあるファイルのみ抽出 | rpm -qs パッケージ名 | grep -v "^通常" |
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