uptimeコマンドでLinuxのシステム稼働時間とロードアベレージを確認する方法

宮崎智広 この記事の監修:宮崎智広(Linux実務・教育歴20年以上・受講者3,100名超)
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「サーバーが重いな」と感じたとき、まず確認するのがシステムの稼働時間とロードアベレージです。Linuxでは uptime コマンド一つで、現在のシステム状況の概要を素早く把握できます。

【この記事でわかること】

・uptimeコマンドでシステム稼働時間・ログインユーザー数・ロードアベレージを一度に確認できる
・ロードアベレージの3つの数値は直前1分・5分・15分の平均プロセス数を表す
・wコマンドのヘッダー行でもuptimeと同じ情報が確認できる
・ロードアベレージはCPUコア数と比較して高負荷かどうかを判断する

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uptimeコマンドの基本

1. uptimeを実行する

[root@Tiger ~]# uptime 15:33:00 up 50 min, 1 user, load average: 0.00, 0.00, 0.00

各項目の意味:
15:33:00:コマンドを実行した現在時刻
up 50 min:前回起動(または再起動)からの稼働時間
1 user:現在ログインしているユーザー数
load average: 0.00, 0.00, 0.00:直前1分・5分・15分のロードアベレージ

2. wコマンドでも同じ情報を確認できる

w コマンドはuptimeの情報に加えて、ログインしているユーザーの詳細情報も表示します。

[root@Tiger ~]# w 15:33:03 up 50 min, 1 user, load average: 0.08, 0.02, 0.01 USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT pakira pts/0 192.168.0.162 14:44 0.00s 0.16s 0.13s sshd: pakira [priv]

ロードアベレージの読み方

ロードアベレージは「実行中または実行待ちのプロセス数の平均値」です。値が高いほどCPUが忙しい状態です。

1分平均が高く、15分平均が低い:直近だけ急激に負荷が上がっている(一時的な高負荷)
1分・5分・15分すべてが高い:慢性的な高負荷状態
1分平均が低く、15分平均が高い:負荷が収束しつつある

目安:ロードアベレージはCPUコア数と比較します。
コア数と同じ値であれば「フル稼働」、コア数を大幅に超えると「過負荷」の状態です。

# CPUコア数を確認する [root@Tiger ~]# nproc 4 # ロードアベレージが4以下なら余裕あり、4を超えると高負荷

応用・コマンドの組み合わせ

watchコマンドで定期的に監視する

# 2秒ごとにuptimeを更新表示する [root@Tiger ~]# watch -n 2 uptime

高負荷の原因はtopコマンドで特定する

ロードアベレージが高い場合は、top コマンドでCPUを多く使っているプロセスを特定します。

# topコマンドでリアルタイム監視(qで終了) [root@Tiger ~]# top

本記事のまとめ

uptime:稼働時間・ログインユーザー数・ロードアベレージを表示
・ロードアベレージの3値は直前1分・5分・15分の平均プロセス数
・ロードアベレージはCPUコア数(nprocで確認)と比較して判断する
・高負荷の場合は top でCPUを多く使っているプロセスを特定する
w コマンドでも同じ情報+ログインユーザー詳細を確認できる

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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として20年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

趣味は、キャンプにカメラ、トラウト釣り。好きな食べ物は、ラーメンにお酒。休肝日が作れない、酒量を減らせないのが悩み。最近、ドラマ「フライトエンジェル」を観て涙腺が崩壊しました。