ログイン時に起動するログインシェルは、ユーザーごとに変更できます。
変更を行うには、chshコマンドを使用します。
システムで指定できるシェルは/etc/shellsファイルに記述されています。
もし、新しいシェルをシステムに追加した場合には、
このファイルにシェルへのパスを記述しておく必要があります。
管理者は、他のユーザーのシェルを変更することができますが、
一般ユーザーは、自分が使用するシェルのみ変更できます。
変更の反映は、次回ログイン時にから有効になります。
■ログインシェルを変更する
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$ cat /etc/shells ←使用できるシェルを確認する
/bin/sh
/bin/bash
/sbin/nologin
/bin/tcsh
/bin/csh
/bin/ksh
$ chsh ←chshコマンドでログインシェルを変更する
pakira のシェルを変更します。
パスワード: ←ユーザーのパスワードを入力する
新しいシェル [/bin/bash]: /bin/ksh ←新しく使用したいシェルを入力
シェルを変更しました。
■管理者(root)がユーザー(pakira)のログインシェルを変更する
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$ su - ←「su -」でrootになる
パスワード: ←rootパスワードを入力する
# chsh pakira ←chshの後ろにユーザー名を指定する
pakira のシェルを変更します。
新しいシェル [/bin/bash]: /bin/csh ←新しく使用したいシェルを入力
シェルを変更しました。
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P.S
ログインシェルを変更するにはのもっと高い技術を身につけたいならこちら
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