確認するには、ntpqコマンドを使用します。
ntpqコマンドにオプション「-p」を付けて実行することでntpdの動作状況を表示できます。
このコマンドを実行するにはroot権限が必要になります。
[pakira@Tiger ~]$ su -
パスワード:
[root@Tiger ~]# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
======================================================================
*ntp-a3.nict.go. .NICT. 1 u 9 64 37 22.913 17.192 12.402
+219x123x70x92.a 192.168.7.123 2 u 12 64 37 34.399 19.124 18.404
-103.6.16.254 10.84.87.146 2 u 30 64 37 35.537 37.013 16.435
+router1.soprano 133.243.238.243 2 u 32 64 37 49.543 27.275 20.799
■一番左側の記号の意味
ブランク | 距離が遠く捨てられたサーバー |
x | falseticker検査で捨てられたサーバー |
. | 参照サーバーが多くて捨てられたサーバー |
- | クラスタリング検査で捨てられたサーバー |
+ | 接続テストに合格していつでも参照可能なサーバー |
# | 同期距離は遠いが参照可能なサーバー |
* | 同期中のサーバー |
o | 同期中のサーバー(PSS信号を使用した間接接続) |
■項目の意味
remote | NTPサーバーのホスト名(FQDN) |
refid | remote がどこから時刻を同期しているかを表示 |
st | サーバの階層を示す stratum 番号が表示(数値が大きほど信頼性が低下) |
t | 階層の種類( l: local, u: unicast, m: multicast, b:broadcast ) |
when | remote から最後にパケットを受け取ってからの時間 |
poll | ポーリング間隔を表示 |
reach | 到達可能レジスタデータを8進数で表示 |
delay | 時間の遅延見積もりをミリ秒単位で表示 |
offset | remoteとの時刻のずれをミリ秒単位で表示 |
jitter | remoteの分散(ばらつき)をミリ秒単位で表示 |
P.S
ntpdの動作状況を確認するのもっと高い技術を身につけたいならこちら
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・viエディタで文字をコピーする
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