あるユーザーがしばらくLinuxシステムを利用しない場合、システムを利用できないよう
ユーザーパスワードをロックするが理想的です。
パスワードをロックするには、usermodコマンドにオプション「-L」を付けてユーザー名を指定するか、
passwdコマンドに「-l」オプションを付けて、ユーザー名を指定して実行します。
■usermodコマンドでパスワードをロックする
[pakira@Tiger ~]$ su - ←rootになります。
パスワード:
[root@Tiger ~]# usermod -L miyazaki ←miyazakiユーザーのパスワードをロックします。
[root@Tiger ~]# exit ←rootから抜けます。
logout
[pakira@Tiger ~]$ su miyazaki ←miyazakiユーザーにスイッチします。
パスワード: ←miyazakiユーザーのパスワードを入力します。
su: パスワードが違います ←ロックされているため、スイッチできません。
■passwdコマンドでパスワードをロックする
[miyazaki@Tiger pakira]$ su - ←rootになります。
パスワード:
[root@Tiger ~]# passwd -l miyazaki ←miyazakiユーザーのパスワードをロックします。
ユーザー miyazaki 用のパスワードをロック。
passwd: 成功
[root@Tiger ~]# exit ←rootから抜けます。
logout
[miyazaki@Tiger pakira]$ su miyazaki ←miyazakiユーザーにスイッチします。
パスワード: ←miyazakiユーザーのパスワードを入力します。
su: パスワードが違います ←ロックされているため、スイッチできません。
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