運用環境では再起動後も設定を維持するため、ファイルを直接編集して永続的に変更する方法が一般的です。この記事では、ファイル編集によるホスト名の永続変更手順を解説します。
・/etc/sysconfig/networkのHOSTNAMEを編集してホスト名を永続的に変更できる
・/etc/hostsも合わせて編集しないと名前解決が正しく動作しない
・ファイル変更はシステム再起動後に反映される(ネットワーク再起動では不十分)
・CentOS 7以降はhostnamectlコマンドで即時変更も可能
でも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
ホスト名の変更に必要な2つのファイル
CentOS 6系では、ホスト名をファイルで変更するために以下の2つのファイルを必ず両方編集する必要があります。・
/etc/sysconfig/network:起動時のホスト名設定・
/etc/hosts:ローカルな名前解決の設定どちらか一方だけ変更すると、名前解決が正しく動作しないことがあるため注意してください。
変更手順
1. /etc/sysconfig/networkを編集する
[root@Tiger ~]# vi /etc/sysconfig/network NETWORKING=yes HOSTNAME=NewHostName ← ここを変更したいホスト名に書き換える GATEWAY=192.168.0.1
HOSTNAME= の値を変更したいホスト名に書き換えて保存します(:wq)。2. /etc/hostsを編集する
[root@Tiger ~]# vi /etc/hosts 127.0.0.1 localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4 ::1 localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6 127.0.0.1 NewHostName ← 新しいホスト名に書き換える
127.0.0.1 の行に新しいホスト名を追記または変更します。3. システムを再起動して設定を反映する
ホスト名の設定は/etc/rc.sysinit スクリプトで実行されるため、システムの再起動が必要です。ネットワークの再起動では反映されません。[root@Tiger ~]# reboot
hostname コマンドで変更が反映されていることを確認します。[root@NewHostName ~]# hostname NewHostName
CentOS 7以降の場合(hostnamectlを使う方法)
CentOS 7 / RHEL 7以降では、hostnamectl コマンドを使うと再起動不要で即時変更できます。# 現在のホスト名を確認する [root@server ~]# hostnamectl status # ホスト名を変更する(再起動不要) [root@server ~]# hostnamectl set-hostname NewHostName # /etc/hostsも合わせて編集する [root@server ~]# vi /etc/hosts
hostnamectl は内部で /etc/hostname ファイルを編集します。/etc/hosts の更新は引き続き手動で行う必要があります。トラブルシュート
hostnameコマンドで変更しても再起動後に元に戻る場合
hostname 新ホスト名 コマンドは一時的な変更のみで、/etc/sysconfig/network を編集しないと再起動後に元に戻ります。必ずファイル編集と合わせて行ってください。本記事のまとめ
・CentOS 6系:/etc/sysconfig/network と /etc/hosts の両方を編集 → 再起動で反映・CentOS 7以降:
hostnamectl set-hostname 新ホスト名 で即時変更(/etc/hosts は手動更新)・ネットワーク再起動だけでは反映されない(システム再起動が必要)
・
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