CentOS6の起動時に詳細情報を表示する

宮崎智広 この記事の監修:宮崎智広(Linux実務・教育歴20年以上・受講者3,100名超)
HOMELinux技術 リナックスマスター.JP(Linuxマスター.JP)Linuxtips, 起動 > CentOS6の起動時に詳細情報を表示する
「CentOS 6の起動時にスプラッシュ画面が表示されるが、詳細なブートメッセージを確認したい」
そんなときは、起動中に特定のキーを押すだけで詳細情報に切り替えられます。

この記事では、CentOS 6の起動時に詳細情報(ブートメッセージ)を表示する方法と、grub.confで恒久的に変更する手順を解説します。
【この記事でわかること】
・CentOS6でrhgbとquietを削除するとブート時の詳細ログが表示される
・/boot/grub/grub.confのkernel行のオプションを編集して設定する
・詳細モードにするとサービス起動状態をOK/FAILEDで確認できる

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スプラッシュ画面と詳細表示の切り替え方

CentOS 6ではデフォルトで起動時に進捗バー(スプラッシュ画面)が表示されます。
この状態から詳細なブートメッセージに切り替えるには、起動中に以下のキーを押します。

→キー または Escキー:スプラッシュ画面から詳細表示に切り替え
←キー:詳細表示からスプラッシュ画面に戻す

grub.conf で恒久的に詳細表示にする

1. /etc/grub.conf を編集する

毎回キーを押すのが面倒な場合は、grub.confを編集して起動時に常に詳細情報を表示させることができます。

vi /etc/grub.conf

2. rhgb quiet を削除する

kernelの行の末尾にある rhgb quiet を削除して保存します。

# 変更前(末尾に rhgb quiet がある) kernel /vmlinuz-2.6.32-279.el6.i686 ro root=/dev/mapper/vg_tiger-lv_root \ rd_LVM_LV=vg_tiger/lv_swap rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_LVM_LV=vg_tiger/lv_root \ crashkernel=auto KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_DM rhgb quiet # 変更後(rhgb quiet を削除する) kernel /vmlinuz-2.6.32-279.el6.i686 ro root=/dev/mapper/vg_tiger-lv_root \ rd_LVM_LV=vg_tiger/lv_swap rd_NO_LUKS rd_NO_MD rd_LVM_LV=vg_tiger/lv_root \ crashkernel=auto KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_DM

rhgb:グラフィカルなブート進捗バーを有効にするオプション
quiet:ブートメッセージを抑制するオプション

この2つを削除することで、次回起動時から常に詳細なブートメッセージが表示されます。

本記事のまとめ

やりたいこと 操作・コマンド
起動中に詳細表示に切り替える →キー または Escキー を押す
スプラッシュ画面に戻す ←キー を押す
常に詳細表示にする(恒久設定) vi /etc/grub.confrhgb quiet を削除

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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として20年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

趣味は、キャンプにカメラ、トラウト釣り。好きな食べ物は、ラーメンにお酒。休肝日が作れない、酒量を減らせないのが悩み。最近、ドラマ「フライトエンジェル」を観て涙腺が崩壊しました。