HOME > Linux技術 リナックスマスター.JP(Linuxマスター.JP) > Linuxtips > Linuxtips, テキスト処理 > テキストを他のOSとの間でやりとりできるように変換する
テキストは使用しているOS(WindowsやMac)によって、文字コードや
改行コードが異なっている為、それらのOS間でテキストをやりとりすると
文字化けが発生してしまいます。
このような場合には、nkfコマンド使用して正しく読み込めるコードへの
変換を行います。
-s シフトJISコードで表示する
-e EUCコードで表示する
-j JISコードで表示する
-S 入力データをシフトJISコードとして扱う
-E 入力データをEUCコードとして扱う
-J 入力データをJISコードとして扱う
文字コードを変換する
$ cat moji.txt ←ファイルを表示する
Linux答{ ←文字化けして読めない
瓶 気陶誘メ[h
$ nkf -e moji.txt ←文字コードを「EUC」にして表示する
Linuxで日本語を扱うときは文字コードに注意
$ nkf -e moji.txt > moji_euc.txt ←文字コードをEUCに指定して新しいファイルを作成する
$ cat moji_euc.txt ←ファイルの内容を表示する
Linuxで日本語を扱うときは文字コードに注意
$ nkf -s moji_euc.txt ←文字コードを「シフトJIS」にして表示する
Linux答{ ←「EUC」コードの文字を「シフトJIS」にて表示した為、文字化けする
瓶 気陶誘メ[h
P.S
テキストを他のOSとの間でやりとりできるように変換するのもっと高い技術を身につけたいならこちら
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