ファイルの中身を表示する
■-- 文法 --■
cat (オプション) ファイル名
例)
cat▲test.txt
「test.txt」ファイルの中身を表示する
※▲はスペースを表してます。
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■ オプション
-n 行番号を付加して表示する
■ 実行例
$ ls -l ←ファイルの詳細を表示します
合計 4
-rw-rw-r-- 1 pakira pakira 408 12月 2 00:50 mailmag.txt
$ cat mailmag.txt ←ファイルの中身を表示します。
UNIX/Linuxコマンド Topics
上記の例では、「UNIX/Linuxコマンド Topics」という文字が表示されました。
catコマンドは、大変便利でよく使用するコマンドです。
内容を表示するのはもちろん、
リダイレクションという機能と組み合わせることによって色々なことができます。
リダイレクションとは、標準入力、標準出力とも呼ばれ、
通常であれば、処理結果は画面に表示されますが、
結果をファイルに保存することができるとても便利な機能です。
たとえば、catコマンドで行うと↓のようになります。
$ cat mailmag.txt > mailmag_cat.txt ←リダイレクションで結果をファイルへ保存
$ ls -l ←ファイルの詳細を表示します
合計 8
-rw-rw-r-- 1 pakira pakira 408 12月 2 00:50 mailmag.txt
-rw-rw-r-- 1 pakira pakira 408 12月 2 00:58 mailmag_cat.txt
↑同じサイズのファイルが2つできています。
$ cat mailmag_cat.txt ←新しく作成したファイルの中身を表示すると同じ内容が表示されます。
UNIX/Linuxコマンド Topics
このリダイレクションを使うと、ワイルドカードを使ってファイルを一つにまとめたり、
ファイルの文字コードを簡単に変えることができます。
ちなみに、catコマンドは大きいサイズのファイルには使わない様に注意してください。
一気にファイルの内容を表示させるので、画面がフリーズしてしまう場合があります。
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