ユーザーを作成するuseraddコマンドがあれば、
削除するコマンドもあります。
ユーザーを削除するコマンドはuserdelになります。
このコマンドを実行すると、ユーザー情報は削除されますが、
ユーザーのホームディレクトリは残されたままになります。
ホームディレクトリも一緒に削除する場合は、
オプションに「-r」を指定して実行します。
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ユーザーを削除する
# id tomohiro ←tomohiroの情報を確認します。 uid=5000(tomohiro) gid=500(pakira) 所属グループ=500(pakira) # userdel tomohiro ←tomohiroを削除します。 # ls -l /home ←ホームディレクトリを確認します。 合計 12 pakira postgres tomohiro ↑tomohiroユーザーは削除されますが、ホームディレクトリは残ります。
ホームディレクトリも一緒に削除する
userdelコマンドを実行すれば、ユーザーを削除できますが、そのまま実行しただけでは、ユーザーのホームディレクトリが
残ったままになります。
ホームディレクトリも一緒に削除する場合、
userdelコマンドに、オプション「-r」を付けて実行します。
# userdel -r tomohioro ←オプション「-r」を付けて実行します。 # ls /home ←ホームディレクトリを確認します。 pakira postgres ↑tomohiroユーザーのホームディレクトリも削除されます。
P.S
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