「rc.localに書いたのに起動時に実行されない」
この記事では、
/etc/rc.d/rc.local ファイルを使って起動時にコマンドやスクリプトを自動実行させる方法を解説します。CentOS 7以降での注意点(実行権限の付与)も合わせて説明します。
・/etc/rc.d/rc.localファイルにコマンドを記述して起動時に自動実行させる方法
・CentOS 7以降でrc.localを有効化するためにchmod 755が必要な理由
・systemdを使ったサービス自動起動(systemctl enable)との使い分け
・rc.localの実行ログを確認してエラーを調査する方法
でも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
/etc/rc.d/rc.localとは
/etc/rc.d/rc.local は、Linuxの起動プロセスの最後に実行されるシェルスクリプトです。このファイルにコマンドやスクリプトのフルパスを記述することで、Linux起動時に自動実行させることができます。
rc.localにコマンドを追記して自動実行させる
1. CentOS 7の場合:実行権限の付与(必須)
CentOS 7以降では、rc.local の実行権限がデフォルトで付与されていません。まず以下のコマンドで実行権限を付与してください。
[root@Tiger ~]# chmod 755 /etc/rc.d/rc.local
2. rc.localを編集してコマンドを追記する
[root@Tiger ~]# vi /etc/rc.d/rc.local #!/bin/bash # THIS FILE IS ADDED FOR COMPATIBILITY PURPOSES # # It is highly advisable to create own systemd services or udev rules # to run scripts during boot instead of using this file. # # In contrast to previous versions due to parallel execution during boot # this script will NOT be run after all other services. # # Please note that you must run 'chmod +x /etc/rc.d/rc.local' to ensure # that this script will be executed during boot. touch /var/lock/subsys/local # 起動時に実行したいコマンドをフルパスで追記 /etc/rc.d/check_process.sh
systemdサービスとの使い分け
CentOS 7以降はsystemdが採用されており、サービスの自動起動にはsystemctl enable を使う方が推奨されます。| 方法 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
rc.local に追記 |
シンプル。スクリプトを直接実行できる | 簡単なコマンドの自動実行 |
systemctl enable |
依存関係の制御が可能。ログ管理が容易 | デーモンサービスの自動起動 |
rc.localが実行されない場合の確認方法
1. 実行権限を確認する
# rc.local の権限を確認 # ls -l /etc/rc.d/rc.local -rwxr-xr-x 1 root root 473 Apr 1 10:00 /etc/rc.d/rc.local
x(実行権限)がついていることを確認してください。2. systemdのサービス状態を確認する
# rc-local サービスの状態を確認 # systemctl status rc-local
active (exited) になっていれば正常に実行されています。本記事のまとめ
・rc.localに起動時コマンドをフルパスで追記する・CentOS 7以降は
chmod 755 /etc/rc.d/rc.local が必須・systemdサービスの自動起動には
systemctl enable が推奨Linuxのサービス自動起動、正しく設定できていますか?
rc.localは手軽ですが、systemdの機能を活用するとより堅牢な自動起動設定ができます。Linuxサーバー管理の基礎から体系的に学ぶことで、こういったトラブルをゼロにできます。
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