compressコマンド


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ファイルを圧縮する

■-- 文法 --■

compress (オプション) (ファイル名)

     例)
     compress▲-v▲pakira.txt
     ファイルを圧縮する
       ※▲はスペースを表しています。

■ 説明
compressコマンドは、gzipとともに入力データを圧縮するコマンドです。
compressコマンドは、ファイル名を指定せずに実行すると、標準入力から
データを読み込み、圧縮したデータは、標準出力に出力します。

ファイル名を引数に指定すると、指定したファイルからデータを読み込み、
元のファイル名にサフィックス(接尾辞)「.Z」を付加したファイル名に
圧縮したデータを出力します。
圧縮処理が終了すると、元ファイルは削除されます。

また、「-c」オプションを指定すると、圧縮結果は標準出力に出力され、
これをファイルにリダイレクトすることで、元のファイルを残したまま
圧縮ファイルを作成できます。

compressで圧縮したファイルを復元(伸長)するには、
uncompressコマンドを使用します。

環境によっては、compressコマンドがインストールされていない場合があります。
そのような場合は、下記コマンドを実行して、compressコマンドをインストールします。
# yum -y install ncompress


■ オプション
-c 圧縮したデータを標準出力に出力する
-f 同名ファイルが存在した場合、警告を表示せずに強制的に上書きする
-v ファイルの圧縮率を表示する

ファイルを圧縮する
# ls -l proftpd-1.3.4d.tar ←圧縮前のサイズを確認します。
-rw-r--r-- 1 root root 28149760 3月 28 14:50 2014 proftpd-1.3.4d.tar
# compress -v proftpd-1.3.4d.tar ←圧縮率を表示させつつ圧縮します。
proftpd-1.3.4d.tar: -- replaced with proftpd-1.3.4d.tar.Z Compression: 40.22%
# ls -l proftpd-1.3.4d.tar.Z ←圧縮後のファイルを表示します。
-rw-r--r-- 1 root root 16829961 3月 28 14:50 2014 proftpd-1.3.4d.tar.Z

元ファイルを残して圧縮する
# ls -l proftpd-1.3.4d.tar ←圧縮前のサイズを確認します。
-rw-r--r-- 1 root root 28149760 3月 28 15:01 2014 proftpd-1.3.4d.tar
# compress -c proftpd-1.3.4d.tar > proftpd-1.3.4d.tar.Z ←リダイレクトで圧縮します。
# ls -l proftpd-1.3.4d.tar* ←圧縮後元ファイルが残っている事を確認します。
-rw-r--r-- 1 root root 28149760 3月 28 15:01 2014 proftpd-1.3.4d.tar
-rw-r--r-- 1 root root 16829961 3月 28 15:01 2014 proftpd-1.3.4d.tar.Z



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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

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