whereisコマンド

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コマンドが格納されているディレクトリを表示する

■-- 文法 --■

whereis (オプション) コマンド

     例)
       whereis▲ls
      「ls」コマンドが格納されているディレクトリを表示する
       ※▲はスペースを表してます。


■ オプション

-b コマンドファイル格納ディレクトリーのみ検索する
-m オンラインマニュアル格納ディレクトリーのみ検索する
-s ソース格納ディレクトリーのみ検索する


■ 実行例

-----------------------------------------------------------------
$ whereis ls ←whereisコマンドを実行します
ls: /bin/ls /usr/share/man/man1/ls.1.gz
   ↑    
 ココがコマンドが格納されているディレクトリです。

「/usr/share/man/man1/ls.1.gz」はオンラインマニュアル格納ディレクトリーを表示しています。

-----------------------------------------------------------------

■オンラインマニュアルとは、Linuxに最初から用意されているコマンドの説明書です。参照するには、「man コマンド」を実行します。

 たとえば、「ls」コマンドのマニュアルを見たい時は、「man ls」と実行します。

 オプションの確認や、コマンドの意味をど忘れした時なんかに使うととても便利です♪


■whereisコマンドは、指定したコマンドがどこのディレクトリにあるのか調べたいときに使います。


■自宅サーバーを構築している方で、CGI環境を作ったことのある方ならわかると思いますが、perlプログラムを設定するときにパスを修正すると思います。

 perlプログラムの1番上にある「#!/usr/local/bin/perl」の部分です。

 このperlのパスを調べるときにもこの「whereis」は使えますよ。

-----------------------------------------------------------------

$ whereis perl ←whereisコマンドを実行します
perl: /usr/bin/perl /usr/share/man/man1/perl.1.gz
    ↑    
  ココがperlが格納されているディレクトリです。

-----------------------------------------------------------------

「#!/usr/local/bin/perl」→「#!/usr/bin/perl」

 このサーバーで、perlプログラムを実行する場合、パスは「#!/usr/bin/perl」を指定してあげると良いことがわかります。



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