pingコマンド


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ネットワーク上のリモートホストにデータ(パケット)が送れるか疎通確認をする

■-- 文法 --■

ping (オプション) ホスト名、又はIPアドレス

     例)
      ping▲IPアドレスまたは、ホスト名
      ネットワーク上のリモートホストにデータ(パケット)が送れるか疎通確認をする
       ※▲はスペースを表してます。

■ 説明
pingコマンドは、送信先に指定したホストへICMPパケットを送信し、
送信先ホストの反応の可否、ネットワークの返信時間などを測定するコマンドです。
主に、送信先ホスト、ネットワーク機器が正常に稼動しているか、
疎通確認するために使用されます。

Linuxのpingコマンドは、1秒おきにパケットを指定したリモートホストに
パケットを送信しますが、Windowsのようにデフォルトで4パケット送信して
終了するということはありません。

オプションを指定しない場合、ユーザーが割り込みキーでキャンセルしないと、
延々とパケットを送り続けるので注意が必要です。
※pingコマンドを終了させるには「Ctrl」+「c」キーを入力します。

但し、pingコマンドの結果から、疎通確認できない場合、疎通できない事は分かっても
実行結果だけから障害の原因を特定することは困難です。
リモートホスト全体が停止している場合や、途中経路の回線や機器トラブル、
自分のマシンのトラブルなど様々な原因が考えられます。

また最近では、ネットワーク負荷の軽減、セキュリティ保持の観点から
pingコマンドに応答を停止しているホストやルーター、スイッチなどがあります。
こうしたリモートホストにコマンドを実行しても応答が無いため、
事前に対象リモートホストがpingコマンドを受け付けるかの確認も必要です。

■ オプション

-c パケットを送信する回数
-i パケットを送信する間隔

▼ホストとの通信状況を確認する(IPアドレス指定)
$ ping 192.168.2.103 ←IPアドレスを指定して実行
PING 192.168.2.103 (192.168.2.103) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=0 ttl=64 time=0.393 ms
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.183 ms
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.175 ms
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=3 ttl=64 time=0.179 ms
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=4 ttl=64 time=0.185 ms
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=5 ttl=64 time=0.184 ms

--- 192.168.2.103 ping statistics ---
6 packets transmitted, 6 received, 0% packet loss, time 4999ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.175/0.216/0.393/0.080 ms

▼ホストとの通信状況を確認する(ホスト名指定)
$ ping kitty ←ホスト名を指定して実行
PING kitty (192.168.2.103) 56(84) bytes of data.
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=0 ttl=64 time=0.185 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=1 ttl=64 time=0.179 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=2 ttl=64 time=0.166 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=3 ttl=64 time=0.174 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=4 ttl=64 time=0.170 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=5 ttl=64 time=0.158 ms

--- kitty ping statistics ---
6 packets transmitted, 6 received, 0% packet loss, time 4999ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.158/0.172/0.185/0.008 ms

pingコマンドは、回数を指定しないで実行すると、
割り込みキーでキャンセル命令を行うまで、パケットを指定したホストへ送信し続けます。
パケットの送信を中止する場合には、「Ctrl」+「c」キーを実行します。

▼回数を指定して通信状況を確認する
$ ping -c 5 kitty ←回数を5回に指定して実行
PING kitty (192.168.2.103) 56(84) bytes of data.
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=0 ttl=64 time=0.184 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=1 ttl=64 time=0.175 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=2 ttl=64 time=0.174 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=3 ttl=64 time=0.174 ms
64 bytes from kitty (192.168.2.103): icmp_seq=4 ttl=64 time=0.170 ms

--- kitty ping statistics ---
5 packets transmitted, 5 received, 0% packet loss, time 3999ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.170/0.175/0.184/0.012 ms

▼pingコマンド通信結果表示
5 packets transmitted 送信パケット数(例では5個のパケットを送信)
5 packets received 受信パケット数
(例では対象ノードは5個のパケットを受信)
0% packet loss パケットのロス(消失)率(例では0%)
time 3999ms 実行に要した時間の合計(例では3999ミリ秒)
rtt min/avg/max/mdev = 0.170/0.175/0.184/0.012 ms 応答時間の最小値/平均値/最大値/標準偏差値
※標準偏差値は、「ばらつき具合」を表す数値で、上記例で言うと
 平均応答時間が0.175で、多くは0.175±0.012 msの範囲に収まっているという事を表します。


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