「直近24時間以内に変更されたファイルだけを一覧表示したい」
Linuxサーバーの管理で、ファイルの変更履歴を確認するのは重要なセキュリティ確認作業です。
この記事では、
find コマンドの -mtime オプションを使って24時間以内に変更されたファイルを検索する方法を解説します。時間単位で検索する
-mmin、変更日時でファイルを比較する -newer まで順番にまとめました。・find パス -mtime -1 で24時間以内に変更されたファイルを検索できる
・-mtime -1 は「1日未満」、-mtime 1 は「1日以上2日未満」を意味する
・find パス -mmin -60 で60分以内に変更されたファイルを検索できる
・find パス -newer 参照ファイル で特定ファイルより新しいファイルを検索できる
でも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。
find -mtime の使い方
-mtime オプションは「ファイルの更新日時(mtime)が指定した日数以内かどうか」でファイルを絞り込みます。数値の解釈のしかたに注意が必要です。
・-mtime -1:1日未満(24時間以内)に変更されたファイル
・-mtime 1:1日以上2日未満に変更されたファイル
・-mtime +1:1日より前に変更されたファイル
1. 24時間以内に変更されたファイルを検索する
# /dev 配下で24時間以内に変更されたファイルを検索する [pakira@Dolphin pakira]$ find /dev -mtime -1 /dev/pts/1 # /var/www 配下で24時間以内に変更されたファイルを検索する [root@Dolphin ~]# find /var/www -mtime -1 -type f /var/www/html/index.html
2. 1日以上2日未満に変更されたファイルを検索する
# 1日以上2日未満に変更されたファイルを検索する [root@Dolphin root]# find /root -mtime 1 /root/.bash_history
3. 2日以上前に変更されたファイルを検索する
# 2日以上前に変更されたファイルを検索する [root@Dolphin root]# find /root -mtime +2 /root/.bash_profile /root/.bashrc
分単位で検索する(-mmin)
-mtime は日単位ですが、-mmin は分単位で指定できます。# 60分以内に変更されたファイルを検索する [root@Dolphin ~]# find /var/log -mmin -60 -type f /var/log/messages /var/log/secure # 10分以内に変更されたファイルを検索する [root@Dolphin ~]# find /etc -mmin -10 -type f
特定ファイルより新しいファイルを検索する(-newer)
-newer オプションを使うと、指定したファイルより新しいファイルを検索できます。# /tmp/ref.txt より新しいファイルを /var/www 配下から検索する [root@Dolphin ~]# find /var/www -newer /tmp/ref.txt -type f /var/www/html/index.html /var/www/html/style.css
応用:変更されたファイルの詳細を表示する
-ls オプションを付けると、変更日時を含む詳細情報を表示できます。# 24時間以内に変更されたファイルの詳細を表示する [root@Dolphin ~]# find /var/www -mtime -1 -type f -ls 1234567 4 -rw-r--r-- 1 root root 2048 Apr 4 15:30 /var/www/html/index.html 1234568 8 -rw-r--r-- 1 root root 4096 Apr 4 14:20 /var/www/html/style.css
本記事のまとめ
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| 24時間以内に変更されたファイルを検索する | find パス -mtime -1 -type f |
| N日以内に変更されたファイルを検索する | find パス -mtime -N -type f |
| N日以上前に変更されたファイルを検索する | find パス -mtime +N -type f |
| N分以内に変更されたファイルを検索する | find パス -mmin -N -type f |
| 特定ファイルより新しいファイルを検索する | find パス -newer 参照ファイル -type f |
| 変更ファイルの詳細を表示する | find パス -mtime -1 -type f -ls |
find -mtime を使いこなせると、いつ・どのファイルが変更されたかを素早く特定できます。セキュリティチェックや障害原因の調査で必ず役立つコマンドです。
findコマンドで時刻ベースの検索を使いこなし、変更履歴の追跡を素早く行う
直近24時間以内に変更されたファイルを即座に特定できると、障害発生時の原因調査が大幅にスピードアップします。
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