「メール受信サーバーが正常に動いているか確認したい」
メールサーバーの運用では、使用しているソフトウェアのバージョンを把握しておくことが重要です。セキュリティパッチの適用判断にも直結します。
この記事では、Dovecotのバージョンを確認する方法を解説します。
dovecot --versionコマンド、RPMパッケージでの確認、設定内容の確認(doveconf)、動作状態の確認まで、メールサーバー管理に必要な知識をまとめました。
Dovecotとは?
Dovecotは、Linux/UNIXで広く使われているIMAP/POP3サーバーです。メールの受信側(クライアントがメールを取得する側)を担当します。送信側のPostfixと組み合わせて使うのが一般的です。Dovecotのバージョンを確認する方法
1. dovecot --versionで確認
# Dovecotのバージョンを表示 $ dovecot --version 2.3.16 (7e2e900c1a)
2. RPMパッケージで確認
# RPMパッケージとしてのバージョン確認 $ rpm -q dovecot dovecot-2.3.16-3.el9.x86_64
3. systemctlで動作状態を確認
# Dovecotの動作状態を確認 # systemctl status dovecot dovecot.service - Dovecot IMAP/POP3 email server Active: active (running) since Mon 2026-03-24 10:00:00 JST
Dovecotの設定を確認する
1. doveconf -nで変更された設定だけ表示
# デフォルトから変更された設定のみ表示 $ doveconf -n # 2.3.16 (7e2e900c1a): /etc/dovecot/dovecot.conf protocols = imap pop3 ssl = required mail_location = maildir:~/Maildir
doveconf -n の出力にもバージョンが表示されます。2. 有効なプロトコルを確認
# 有効なプロトコルを確認 $ doveconf protocols protocols = imap pop3
Dovecotのログを確認する
# Dovecotのログを確認 $ grep dovecot /var/log/maillog | tail -10 # systemdのジャーナルで確認 $ journalctl -u dovecot --since today
本記事のまとめ
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| バージョンを確認 | dovecot --version |
| RPMパッケージでバージョン確認 | rpm -q dovecot |
| 動作状態を確認 | systemctl status dovecot |
| 変更された設定を表示 | doveconf -n |
| ログを確認 | journalctl -u dovecot --since today |
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