SWAP領域を拡張する(システム再起動・サービス停止なし)


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SWAP領域をシステム再起動やサービス停止をせずに拡張する方法を紹介ます。
下記の様に、メモリ不足によりエラーになった場合などに有効です。
実行環境は、CentOS7.6。

5月 14 10:02:02 MAIL-SV-001 clamd[4758]: daemonize() failed: Cannot allocate memory
5月 14 10:02:03 MAIL-SV-001 systemd[1]: Failed to start clamd scanner (amavisd) daemon.


SWAP領域拡張手順

1.システムメモリ状況を確認します。
SWAP領域の空きが94MBしかないことが分かります。

# free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 1.8G 602M 668M 2.0M 566M 1.1G
Swap: 2.0G 1.9G 94M




2.SWAP領域拡張用ファイルを作成します。
例では4GBのSWAP領域拡張用ファイルを作成しています。

# dd if=/dev/zero of=/var/swpfile bs=1M count=4096
4096+0 レコード入力
4096+0 レコード出力
4294967296 バイト (4.3 GB) コピーされました、 4.29347 秒、 1.0 GB/秒


3.2で作成したファイルをSWAPファイルに変換、有効化します。
mkswapで変換、swaponで有効化します。

# mkswap /var/swpfile
スワップ空間バージョン1を設定します、サイズ = 4194300 KiB
ラベルはありません, UUID=89327161-31e7-4d81-955f-e0d2e4195708
# chmod 600 /var/swpfile
# swapon /var/swpfile


4.SWAP拡張後のシステムメモリを確認します。
SWAP領域領域が6GBになり、空きが4.1GBに増えています。

# free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 1.8G 658M 419M 2.1M 759M 1.0G
Swap: 6.0G 1.9G 4.1G


3./etc/fstabファイルを編集します。
次回システム起動時に、拡張したSWAP領域が自動的に有効化する設定をします。
/var/swpfileの設定を最終行に追加します。
念の為可能であればシステム再起動して、
再起動後も拡張したSWAP領域が有効化されているか確認します。

# vi /etc/fstab
/var/swpfile swap swap defaults 0 0


SWAP領域の解除手順

拡張したSWAP領域を解除する場合は、下記コマンドを実行します。
実行後、/etc/fstabの設定も必ず解除し、/var/swpfileファイルも削除してください。

# swapoff /var/swpfile




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宮崎 智広

この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

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