Linuxでは
/proc/scsi/ ディレクトリ内のファイルを参照することで、システムから安全にSCSIデバイスの情報を取得できます。【この記事でわかること】
・cat /proc/scsi/scsiでSCSIホストアダプタのメーカー・型番・接続状況を確認できる・/proc/scsiディレクトリにはSCSIに関する様々な情報が格納されている
・ケースを開けずにシステムから安全にハードウェア情報を取得できる
・lsscsiコマンドでより見やすいSCSIデバイス一覧を表示することもできる
/proc/scsi/scsiファイルとは
/proc/scsi/scsi は、カーネルが認識しているSCSIデバイスの情報を提供する仮想ファイルです。このファイルを cat コマンドで表示することで、SCSIホストアダプタの接続状況を確認できます。基本的な使い方
1. SCSIホストアダプタの状況を確認する
[root@Tiger ~]# cat /proc/scsi/scsi Attached devices: Host: scsi0 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00 Vendor: ATA Model: Maxtor 6L160M0 Rev: BACE Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 05
・Host: scsi0:SCSIホストアダプタの番号(0番目)
・Channel:チャンネル番号
・Id:SCSIデバイスID
・Lun:論理ユニット番号
・Vendor / Model:デバイスのメーカー・型番
・Type:デバイスの種類(Direct-Access=ハードディスク)
2. /proc/scsiディレクトリの内容を確認する
[root@Tiger ~]# ls /proc/scsi/ scsi sg
sg ディレクトリにはSCSIジェネリックデバイスの情報が格納されています。応用・lsscsiコマンドを使う方法
より見やすい一覧表示が必要な場合はlsscsi コマンドが便利です。lsscsi がインストールされていない場合は yum または dnf でインストールします。# lsscsiをインストールする [root@server ~]# yum install -y lsscsi # CentOS 6/7 [root@server ~]# dnf install -y lsscsi # CentOS 8以降 # SCSIデバイス一覧を表示する [root@server ~]# lsscsi [0:0:0:0] disk ATA Maxtor 6L160M0 BACE /dev/sda [1:0:0:0] cd/dvd SONY DVD-ROM DDU1615 D01S /dev/sr0
トラブルシュート
「cat: /proc/scsi/scsi: No such file or directory」が出る場合
/proc/scsi/scsi が存在しない場合、SCSIコントローラーがカーネルに認識されていないか、SCSIデバイスが接続されていません。dmesg | grep -i scsi でカーネルのSCSI認識状況を確認してください。本記事のまとめ
・cat /proc/scsi/scsi:SCSIホストアダプタのメーカー・型番・接続状況を表示・ケースを開けずOSから安全にハードウェア情報を取得できる
・
lsscsi コマンドでより見やすい一覧表示が可能・SCSIが認識されていない場合は
dmesg | grep -i scsi で確認するでも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。
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