AWS(Amazon Linux)
AWS(Amazon Linux):記事リスト
AWS(Amazon Linux)のカテゴリーには以下の記事がリストされています。
Amazon Data Firehoseの設計入門|aws firehoseでLinuxのログをS3へリアルタイム収集するマルチAZ構成パターン
Amazon Data Firehoseは、ストリーミングデータをS3・Amazon Redshift・OpenSearch Serviceなどへリアルタイムに配信するフルマネージドサービスです。スケーリング・冗長性・障害復旧をAWSが管理するため、インフラ運用なしにログ収集基盤を構築できます。
この記事では、LinuxサーバーからS3へログを収集するケースを主軸に、デリバリーストリームのバッファリング設計・圧縮形式の選択・S3プレフィックスのパーティション設計・マルチAZ冗長性の考え方まで、設計レベルで解説します。
動作確認環境: AWS CLI v2(2026年9月時点)
この記事のポイント
・Amazon Data FirehoseはAZ障害を意識せず使える設計(マルチAZ組み込み)
・バッファリング間隔(60秒~15分)の設定がコストと遅延のトレードオフになる
・S3プレフィックスをHive形式に設計するとAthenaのスキャンコストを削減できる
・CloudWatch Logsサブスクリプションフィルターとの組み合わせが最もシンプルな構成
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Amazon RDS Proxyでデータベース接続を設計する方法|Lambda・ECSとRDSの接続数問題を解消するマルチAZ構成パターン
「ECSのタスク数を増やすたびにデータベースが応答しなくなる」
この問題の根本原因は、コネクションプールを持たない実行環境がRDSへ直接接続するアーキテクチャにあります。Lambdaは呼び出しのたびに新しいTCPコネクションをRDSへ張ります。同時実行数が100になれば100本のコネクションが走り、db.t3.microの上限(約85本)を軽く超えます。
この問題を根本から解消するのがAmazon RDS Proxyです。コネクションプーリングをAWS側で引き受け、Lambda・ECSからの接続を集約してRDSへの接続数を最小化します。この記事では、RDS Proxyの仕組みとマルチAZ配置のVPC設計、Secrets Manager連携、Lambda・ECSからの接続設定、フェイルオーバー動作の確認まで実践的に解説します。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 / RDS MySQL 8.0.35 / RDS Proxy(MySQL対応)
この記事のポイント
・RDS ProxyはLambdaの同時起動による接続数爆発をコネクションプールで解消する
・プライベートサブネットにマルチAZ配置し、RDSフェイルオーバー時の切断を10秒以内に短縮できる
・Secrets ManagerでDB認証情報を管理し、IAMロールでProxyに参照権限を付与する
・LambdaはProxyエンドポイントへの接続文字列変更だけで利用でき、コード改修は不要
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ALBの加重ルーティングでカナリアリリースを設計する方法|ターゲットグループ重み付けでAWS本番環境のトラフィックを段階移行する実践パターン
AWS Application Load Balancer(ALB)には、複数のターゲットグループへのトラフィックを「重み(Weight)」で分配できる加重ルーティング機能があります。この機能を使えば、新バージョンに10%だけトラフィックを流し、問題がなければ50%、100%と段階的に移行するカナリアリリースをALBだけで実現できます。再デプロイ不要、変更は数十秒で反映されます。
この記事では、ALBの加重ルーティングを使ったカナリアリリースの設計パターンをAWS CLIの実行例を交えて解説します。段階的なトラフィック移行、ロールバック手順、マルチAZ環境での設計注意点まで実践的にカバーします。
この記事のポイント
・ALBの加重ルーティングはターゲットグループに0~999の重みを付けて実現する
・aws elbv2 modify-ruleで重みをリアルタイムに変更できるため再デプロイ不要
・マルチAZ環境ではCross-Zone Load Balancingの動作確認と各AZへの均等登録が重要
・問題発生時は重みを0/100に戻すだけで即座にロールバックが完了する
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AWS VPCのIPv6デュアルスタック設計入門|Egress-Only Internet GatewayとEC2のIPv6有効化手順
AWSのVPCは2016年以降、グローバルユニキャストIPv6アドレスの/56ブロックをVPCに無料で割り当てられるようになりました。2024年2月からAWSはパブリックIPv4アドレスの保有に課金(1アドレス月0.005USD)を開始しており、プライベートサブネットからのアウトバウンドをEgress-Only Internet Gateway経由でIPv6化するパターンが実務で増えています。
この記事では、VPCへのIPv6 CIDRブロック付与から始め、パブリック・プライベートの経路設計(IGWとEgress-Only IGW)、EC2インスタンスへのIPv6自動割り当て設定、セキュリティグループのIPv6ルール追加、疎通確認まで、構成設計の実践手順を一通り解説します。
この記事のポイント
・VPCの/56 IPv6 CIDRはAmazon提供の無料ブロック(GUAアドレス)を使う
・パブリックサブネットはIGW、プライベートサブネットはEgress-Only IGWでIPv6経路を分ける
・セキュリティグループのIPv4ルール(0.0.0.0/0)はIPv6に自動適用されない——別途::/0の追加が必須
・EC2へのIPv6自動割り当てはサブネット側でassign-ipv6-address-on-creationを有効化する
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AWS SSM Patch ManagerでEC2のOSパッチを自動管理する設計|パッチベースライン・メンテナンスウィンドウ・コンプライアンス確認の実践
AWS Systems Manager(SSM)の機能のひとつ、Patch Managerを使えば、パッチベースライン・メンテナンスウィンドウ・パッチグループの3要素を設計するだけで、複数EC2のOSパッチ適用を自動化できます。この記事では、Amazon Linux 2023環境を前提に、Patch Manager設計の全体像から実際のスキャン・適用・コンプライアンス確認まで、実践手順を解説します。
この記事のポイント
・Patch ManagerはSSM AgentとIAMロールがあれば追加インストール不要で動く
・パッチグループはEC2タグで環境(本番/検証)を分離する設計が基本
・メンテナンスウィンドウでスキャンとインストールを別タスクに分けると安全
・コンプライアンス確認でパッチ未適用インスタンスを一覧で把握できる
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AWS Elastic BeanstalkでLinuxアプリをデプロイする方法|環境設定とローリングデプロイ・マルチAZ・VPC統合の設計パターン入門
AWS Elastic Beanstalkは「インフラ設定をAWSに任せてアプリ開発に集中する」ためのPaaSサービスですが、本番運用ではローリングデプロイの設定・マルチAZ構成・VPC統合を適切に設計しないと、ダウンタイムが発生したり、プライベートサブネットに配置すべきEC2がインターネットに直接さらされたりします。
この記事では、Amazon Linux 2023 / EB CLI 3.21.x / AWS CLI v2.15.x で動作確認した実機手順をもとに、eb init から始まり、ローリングデプロイ設定・マルチAZ構成・VPC統合・カスタムAMI活用まで、Elastic Beanstalkの本番設計パターンを解説します。
この記事のポイント
・eb init → eb create の2ステップで環境が作成できる
・ローリングデプロイは .ebextensions/deploy.config の DeploymentPolicy で制御する
・マルチAZ構成は Availability Zones と MinSize を組み合わせて設計する
・VPC統合は eb create --vpc.id / --vpc.ec2subnets / --vpc.elbsubnets で指定する
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AWSのVPC CIDRプランニング入門|IPアドレスを枯渇させない設計パターンとIPAM活用
この記事では、AWSのVPC CIDRブロック選定から、マルチAZでのサブネット分割、セカンダリCIDRによる無停止拡張、VPCピアリング時のIP重複回避、AWS IPAMによる複数VPC管理まで、構成設計の実践パターンを解説します。
この記事のポイント
・VPCのCIDRブロックは作成後に変更不可。最初の設計が全てを決める
・複数VPCを計画するなら10.x.0.0/16形式の連番プランニングが基本
・マルチAZの3層サブネット設計は/24 x 9サブネットが現場の標準パターン
・セカンダリCIDRで既存VPCを無停止拡張でき、最大5ブロックまで追加できる
AWS Step Functionsで非同期ワークフローを設計する方法|ステートマシンでLambdaをオーケストレーションする実践パターン
「エラーが出た時にどの関数で失敗したのか追いかけるのが大変……」
こういった悩みを、AWSでサーバーレスアーキテクチャを構築している現場でよく耳にします。Lambda同士をコード内で直接呼び出す「チェーン構造」は、最初はシンプルに見えますが、ワークフローが複雑になるほどエラーハンドリングもリトライ管理も難しくなっていきます。
AWS Step Functionsは、こうした非同期ワークフローを「ステートマシン」として定義することで、LambdaやECS・SNS・DynamoDBといったAWSサービスをコードなしでオーケストレーションできるマネージドサービスです。ワークフロー全体の実行状態・履歴はAWSが7年間保存するため、自前でDynamoDB等に記録する必要がなくなります。
この記事では、Step Functionsのステートマシン設計の基本から、直列・並列処理パターン、エラーハンドリング・リトライ設計まで実践的に解説します。Amazon Linux 2023 / AWS CLI v2(2.17以降)での動作確認手順も含めています。
この記事のポイント
・ステートマシンはTask・Parallel・Wait・Choiceなど8種のStateで構成される
・直列連鎖は "Next" で次Stateを指定し、"End:true" で終端を定義する
・Parallel Stateで複数Lambdaを並列実行しWall Clockを短縮できる
・Retry/Catchでエラーハンドリングを宣言的に定義、コード修正不要
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AWS Network Firewallの設計入門|インライン配置とルートテーブルでVPC境界を守る構成パターン
セキュリティグループはステートフルなL4フィルタ、NACLはステートレスなL4フィルタです。どちらもIPアドレスとポート番号で制御しますが、ドメイン名(FQDN)やSNIを見たフィルタリング、Suricataルールによる侵入検知はできません。managed serviceが登場する以前は、EC2上にIPSアプライアンスを立ててip_forwardを有効化し、アクティブ/スタンバイ2台構成でフェイルオーバースクリプトを自前で実装するのが一般的でしたが、運用コストが高く障害時の切替に数分かかるという根本的な問題がありました。
この記事では、AWS Network FirewallをVPCにインライン配置するアーキテクチャを解説します。Firewall Subnetの設計からルートテーブルの変更、マルチAZ配置、ルールグループの設計まで、現場で使える構成パターンを体系的にまとめています。Amazon Linux 2023を使ったEC2環境での実践を想定しています。
この記事のポイント
・Network FirewallはFirewall Subnetを作り、ルートテーブルを変更してインライン配置する
・マルチAZ構成ではAZごとに1つのFirewall Endpointが必要(Traffic Asymmetry防止のため)
・ルールグループはステートレス(5-tuple)とステートフル(Suricata互換)の2層に分かれる
・ドメインリストルールでアウトバウンドのHTTPS通信をFQDN単位で許可リスト管理できる
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AWS CDKでスタックを分割設計する方法|環境差分をContextとStack Propsで持たせる実践パターン
AWS CDKでインフラコードを書き始めると、最初はVPCもEC2もRDSも1つのStackにまとめてしまいがちです。しかしリソースが増えるにつれ、アプリの小さな変更でもネットワーク層まで全体が更新対象になり、デプロイ時間の膨張とロールバック影響範囲の拡大が深刻になってきます。
この記事では、AWS CDKのスタック分割設計を実践的に解説します。VPC層・セキュリティ層・アプリ層の3層分割の判断基準、Stack Propsによる型安全なスタック間リソース受け渡し、CDK Contextを使ったdev・stg・prod環境差分の持たせ方まで、TypeScriptのコード例と
cdk deployコマンドの実行結果を交えて解説します。この記事のポイント
・1スタックにすべて詰め込むとデプロイ遅延とBlast Radiusが拡大する
・VPC層・セキュリティ層・アプリ層の3層分割がスタック設計の基本型
・スタック間のリソース参照はStack Propsで型安全に渡す
・環境差分(AZ/CIDR)はcdk.jsonのContextに定義して--contextで上書き
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AWS WAFをALB・CloudFrontの前段に置く多層防御設計|マネージドルールの選定と誤検知の調整
AWS WAFはCloudFront・ALB(Application Load Balancer)のいずれにも紐付けられますが、スコープ(グローバル/リージョナル)が異なるため、両方を正しく設計しないと防御の抜け穴が生まれます。CloudFrontだけに適用したWAFは、ALBに直接アクセスするトラフィック(社内ツール・API Gateway経由の呼び出しなど)をカバーしません。
この記事では、CloudFrontとALBの両前段にAWS WAFを配置する多層防御設計の考え方と具体的な手順を解説します。マネージドルールグループの選定ポイントと、本番適用前にCountモードで誤検知を洗い出す方法もあわせて紹介します。
動作確認環境: AWS WAF v2(WAFV2)/ ALB(ap-northeast-1)/ CloudFront(OAC構成)
この記事のポイント
・CloudFront前段WAF(スコープ: CLOUDFRONT)はus-east-1で作成する
・ALB前段WAF(スコープ: REGIONAL)はALBと同一リージョンで作成する
・マネージドルール追加後はCountモードで正規リクエストへの影響を確認する
・誤検知はRuleActionOverrideでルール単位に細かく調整できる
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aws ramコマンドで複数アカウントのVPCサブネットを共有する方法|Resource Access ManagerとOrganizations連携の設計パターン
マルチアカウント構成でAWSを運用していると、こうした悩みが必ず出てきます。
AWS Organizations でアカウントを分けることで権限と課金を分離できますが、今度はネットワーク設計が複雑になります。アカウントごとにVPCを作って Transit Gateway で接続する方法もありますが、Attachmentの設定やルートテーブルの管理が煩雑です。
この記事では、AWS Resource Access Manager(RAM) を使って、VPCのサブネットを複数アカウント間で共有する「共有VPC設計」を解説します。中央のオーナーアカウントでVPCとサブネットを管理し、複数の参加アカウントがそのサブネットに直接リソースをデプロイできる構成です。
実行環境:Amazon Linux 2023(AWS CLI v2 インストール済み)で動作確認済みです。
この記事のポイント
・aws ram create-resource-share でサブネットを参加アカウントに公開できる
・Organizations連携を有効にすると招待承諾が不要になり運用が簡単になる
・ルートテーブル・NACLはオーナー管理、セキュリティグループは参加側が設定する役割分担が基本
・AZ冗長のためマルチAZ分のサブネットをまとめて共有するのが実務上の鉄則
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AWS Inspector v2でEC2の脆弱性スキャンを設計する方法|CVE自動検出とSSMパッチ連携の実践手順
ネットワーク層の防御は整っていても、OpenSSLやcurlといったパッケージに新しいCVE(共通脆弱性識別子)が公開されると、パッチを当てるまでの間は攻撃リスクが残り続けます。特に複数のAZにEC2が分散し、Auto Scalingで台数が増減する環境では、手動でのパッチ状況管理は現実的ではありません。
AWS Inspector v2は、EC2へのエージェントインストールなしに、SSM Agentを介してCVEを自動スキャンするサービスです。スキャン結果は深刻度スコアとともに表示され、SSMパッチマネージャーと組み合わせることで「検出→修正」のフローを自動化できます。
この記事では、Inspector v2の有効化からEC2スキャンの設定、検出結果の読み方、SSMパッチマネージャーとの連携設計まで実践的に解説します。
動作確認環境: Amazon Linux 2023(EC2)、AWS CLI v2.17以降、AWS Systems Manager Agent 3.3以降
この記事のポイント
・Inspector v2はSSM Agent経由でEC2のCVEをエージェントレスでスキャンできる
・aws inspector2コマンドで有効化からスキャン結果取得まで操作できる
・CVSSスコアと「exploitability」の組み合わせで修正優先度を判断する
・SSMパッチマネージャーと組み合わせることで検出から修正まで自動化できる
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AWS KMSでEC2・RDS・S3の暗号化基盤を設計する方法|CMK設計・キーポリシー・データキー階層の実践パターン
AWSでは、EC2のEBSボリューム、RDSのデータベース、S3に保存するデータなど、あらゆるところで暗号化が求められる。暗号化の仕組みを理解しないまま設定すると、後からキーポリシーのミスで「KMS key policy does not allow the operation」のエラーに詰まったり、クロスアカウントのEC2からスナップショットが復元できなかったりと、本番で想定外のトラブルが起きる。
この記事では、AWS KMSのキー設計(CMK・データキー階層・キーポリシー)から、EC2 EBS・RDS・S3への暗号化適用まで、Amazon Linux環境での実践的な暗号化基盤の設計手順を解説する。
この記事のポイント
・AWS KMSには「AWSマネージドキー」「CMK」「データキー」の3層構造がある
・CMKはキーポリシーとIAMポリシーの両方が揃って初めてアクセスできる
・EC2 EBSのデフォルト暗号化はアカウント・リージョン単位で一括有効化できる
・キーローテーションはCMKで年1回の自動ローテーションを必ず有効にする
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aws ec2コマンドでPrivateLinkのエンドポイントサービスを設計する方法|NLBを介したVPC間プライベートサービス連携の実践手順
AWS PrivateLinkを使えば、VPCのCIDRアドレスが重複していてもAWSのプライベートネットワーク経由でサービスを安全に共有できます。
この記事では、
aws ec2コマンドを使ってPrivateLinkのエンドポイントサービス(プロバイダー側)とInterface型エンドポイント(コンシューマー側)を設計・作成する手順を解説します。NLBを介したマルチAZ冗長構成の実現方法から、EC2での接続確認まで一通り説明します。動作確認環境: Amazon Linux 2023(EC2)、AWS CLI v2.17以降
この記事のポイント
・aws ec2 create-vpc-endpoint-service-configurationでエンドポイントサービスを作成する
・NLBをバックエンドにすることでマルチAZ冗長のプライベートサービスを実現できる
・コンシューマー側はInterface型エンドポイントを作成するだけでVPC間接続が可能
・VPCピアリングと異なりCIDRアドレスが重複していても接続できる
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AWS Route 53プライベートホストゾーンでVPC内DNSを設計する方法|マルチVPC対応とResolver Endpointのオンプレミス連携まで
デフォルトのAmazonProvidedDNSは
ip-10-0-1-5.ap-northeast-1.compute.internal のような機械的な名前しか解決できません。本番環境では db.internal.example.com や api.prod.example.com のような人間が読めるプライベートドメインを使いたいはずです。この記事では、Route 53プライベートホストゾーンを使ってVPC専用のDNSレコードを設定する方法を解説します。動作確認済みの実行環境はAWS CLI v2 + Amazon Linux 2023です。
・ホストゾーンの作成とVPCへの関連付け手順
・マルチVPC・クロスアカウント対応の設計パターン
・Resolver Endpointを使ったオンプレミス連携(ハイブリッドDNS)まで
この記事のポイント
・VPC内でカスタムドメインを使うにはプライベートホストゾーンが必要
・enableDnsSupportとenableDnsHostnamesを両方ONにしないと解決されない
・マルチVPCや別アカウントのVPCにも追加の関連付けで対応できる
・オンプレミスとの双方向DNS解決はResolver Endpointで実現する
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aws apigatewayv2コマンドでHTTP APIを設計する方法|Lambda統合・Cognitoオーソライザー・スロットリングの実践構成
「EC2を常時起動してAPIサーバーを置くのはコストがかかりすぎる」
AWS LambdaはHTTPリクエストを直接受け付ける機能を持っていません。そのため「玄関口」となるAPI Gatewayが必要です。API GatewayはHTTPSリクエストを受け取ってLambdaに渡し、レスポンスをクライアントへ返すフルマネージドのAPIゲートウェイサービスです。EC2不要・常時起動不要で、リクエストがない間はコストが発生しません。
この記事では、HTTP API(V2)を
aws apigatewayv2コマンドで構築する実践手順を解説します。REST APIとHTTP APIの選び方、Lambdaプロキシ統合のコードパターン、$defaultルートによるキャッチオール設計、Cognitoオーソライザーによる認証設計、スロットリングとログ設定まで、Amazon Linux 2023(EC2またはCloudShell)で動作確認しながら解説します。この記事のポイント
・HTTP API(V2)はREST APIより70%安く、aws apigatewayv2コマンドで一気に構築できる
・Lambdaプロキシ統合ではstatusCode+bodyを返す形式を守ることが最重要
・$defaultルートキーで全パスをLambdaにキャッチオールできる
・CognitoオーソライザーでJWT認証をLambda不要で設定できる
・スロットリングとアクセスログは本番公開前に必ず設定する
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AWS Secrets Managerで認証情報を安全に管理する方法|RDSパスワード自動ローテーションとEC2からの参照設計
「AWSを使い始めたが、認証情報の管理方法がよくわからない」
GitHubのリポジトリにパスワードを含む設定ファイルが混入し、不正アクセスが発生する事故は今も後を絶ちません。Linuxサーバーの
/etc/myapp/database.iniに認証情報を平文で書くのと同じリスクが、クラウド上でも発生しています。この記事では、AWS Secrets Managerを使ったRDSパスワードの安全な管理手順と、EC2(Amazon Linux)からIAMロール経由でシークレットを取得する設計パターンを解説します。自動ローテーションの設定手順、SSM Parameter Storeとの使い分け基準まで実務視点でカバーします。
この記事のポイント
・aws secretsmanager コマンドでシークレットを作成・取得できる
・EC2にIAMロールを付与して認証情報を安全に参照する設計ができる
・RDSパスワードの自動ローテーションをLambdaなしで設定できる
・Secrets ManagerとSSM Parameter Storeの使い分け基準が判断できる
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MySQLのレプリケーションをLinuxサーバー2台で構築する手順|binlogとGTIDによるソース・レプリカ設定
MySQLのレプリケーションは、ソースサーバーのデータをリアルタイムでレプリカサーバーへ自動同期する機能です。読み取り負荷の分散や、障害発生時のフェイルオーバー準備として、Linuxで自前運用する現場では定番の構成です。
この記事では、Rocky Linux 9(RHEL 9互換)上のMySQL 8.4を対象に、binlogポジション方式とGTID方式、2パターンのレプリケーション構築手順を実機コマンドの出力例とともに解説します。my.cnfの設定・レプリケーション専用ユーザーの作成・CHANGE REPLICATION SOURCEの実行・SHOW REPLICA STATUSによる確認まで、一通りカバーします。
この記事のポイント
・MySQLレプリケーションはbinlogを介してソースからレプリカへ更新を自動同期する仕組み
・binlogポジション方式はFile名+位置で同期、GTID方式は一意IDで自動追跡する
・MySQL 8.4ではCHANGE MASTER TO等の旧構文が廃止。新コマンドへの対応が必須
・SHOW REPLICA STATUSでIO/SQLスレッド両方がYesなら正常動作している
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Amazon DynamoDBの設計入門|パーティションキー設計とグローバルテーブルによるマルチリージョン冗長化
「RDSとDynamoDBの使い分けが曖昧で、とりあえずDynamoDBを選んだが本当に正解なのか自信がない」
AWSでNoSQLデータベースを使い始める際に、こうした悩みに直面するエンジニアは多い。
DynamoDBはRDSのようなRDB感覚で設計すると、後からパフォーマンス問題やコスト超過が発生しやすい。
この記事では、Amazon DynamoDBの基本的な設計方針から、パーティションキーとソートキーの選び方、グローバルセカンダリインデックス(GSI)の活用、そしてグローバルテーブルを使ったマルチリージョン冗長化の設計パターンまでを実践的に解説する。
この記事のポイント
・DynamoDBは設定不要でマルチAZ冗長化済み。スキーマレスでスケールが自動
・パーティションキーはカーディナリティが高いものを選ぶのが設計の基本
・グローバルテーブルで複数リージョンへの自動レプリケートが実現できる
・最初はオンデマンド課金で動かし、安定後にプロビジョンドへ移行するのが定石
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Amazon Auroraのクラスター設計とフェイルオーバー|マルチAZ構成とGlobal Databaseで高可用性を実現する方法
Amazon Auroraは単なる「高性能なRDS」ではなく、ストレージの冗長化がアーキテクチャの根幹に組み込まれたデータベースサービスです。3つのAZにわたって6コピーのデータを自動的に保持するクラスターボリュームの仕組みを理解していないと、フェイルオーバーが発生した際に「なぜエンドポイントが切り替わったのか」「接続を復旧させるには何をすればいいのか」の判断ができません。
この記事では、AWS CLI v2(ap-northeast-1 東京リージョン)を使ってAmazon AuroraをマルチAZ構成で設計する実践手順と、フェイルオーバーの動作確認方法を解説します。さらに、複数リージョンにまたがる冗長化を実現するGlobal Databaseの設計まで、一連の流れをコマンドの実行例付きで説明します。
この記事のポイント
・Auroraはクラスターボリュームを3AZ×6コピーで共有し単一障害に強い
・aws rds create-db-clusterでマルチAZクラスターを作成できる
・failover-db-clusterで手動フェイルオーバーをテストする
・Global Databaseでリージョン障害に備えRPO約1秒を設計できる
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AWS ALBとNLBの使い分け設計|aws elbv2コマンドでマルチAZ構成を実装する方法
「設定の違いは分かるけど、本番でどう使い分けるのか判断できない」
AWSには複数種類のロードバランサーがあり、構成設計の段階で選択を誤るとパフォーマンス問題やセキュリティリスク、余計なコストにつながります。特にマルチAZ冗長構成を前提にした設計では、レイヤーごとの特性を理解した上でロードバランサーを選ぶことが、システムの安定稼働に直結します。
この記事では、Application Load Balancer(ALB)とNetwork Load Balancer(NLB)の設計上の違いと使い分け基準を、
aws elbv2コマンドの実装例を交えて解説します。マルチAZ構成の設定方法、ヘルスチェック設計のベストプラクティス、503エラーなどトラブルシュートの切り分け手順まで実務視点でカバーします。この記事のポイント
・ALBはL7(HTTP/HTTPS)、NLBはL4(TCP/UDP)で動作する
・パスベースルーティング・WAF連携が必要ならALB一択
・固定IP・低レイテンシ・DB/MQ接続ならNLBが適切
・マルチAZ設定はaws elbv2コマンドで複数サブネットを指定する
AWS EC2配置グループ(Placement Group)の設計|クラスター・スプレッド・パーティション配置の使い分けとフォルトトレランス構成
EC2のデフォルト起動では、AWSがインスタンスの配置先(物理ホスト・ラック)を自動決定します。通常のWebサーバーなら問題ありませんが、高可用性が必要な構成やレイテンシに敏感な並列処理ワークロードでは、Placement Group(配置グループ)を使った意図的な配置設計が重要になります。
この記事では、クラスター・スプレッド・パーティションの3種類の配置グループを解説し、ユースケースごとの使い分け基準とAWS CLIによる実践手順を説明します。
この記事のポイント
・ クラスター配置は低レイテンシ優先(HPC・ML向け)、スプレッドは最大限の物理分離
・ スプレッドはAZあたり最大7インスタンスのハードリミットに注意
・ パーティション配置はHadoop・Kafka向けで7パーティション/AZまで設定可能
・ Placement Groupは起動時のみ指定可能(既存の実行中インスタンスへの後付けは不可)
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AWSでLinuxサーバーを使う基礎知識|EC2の仕組みとオンプレミスサーバーとの違い
こういった疑問を持ちながらAWSを触り始めた方は多いはずです。
クラウドとオンプレミスの違いは、単なる「場所の違い」ではありません。インフラの設計思想、管理の責任範囲、コスト構造まで根本から異なります。そのギャップを理解しないまま進むと、思わぬところでつまずくことになります。
この記事では、EC2(Elastic Compute Cloud)の仕組みを入口として、amazon linuxがどんなディストリビューションなのか、オンプレミスとの違いをどう理解すればよいかを、Linuxを学び始めた方でも理解できるように解説します。
この記事のポイント
・AWSのEC2はハードウェアを「仮想マシン」として提供するクラウドサービス
・オンプレミスと最も大きく違うのは「責任共有モデル」とコスト構造
・amazon linuxはEC2向けに最適化されたLinuxディストリビューション
・AWSを使いこなすにはLinuxのファイル・プロセス・ネットワーク管理の基礎が必須
Amazon EFSでEC2間の共有ストレージをマルチAZ構成で設計する方法|aws efs create-file-systemコマンドの実践手順
「Auto Scalingで新しいEC2が立ち上がるたびに、静的ファイルを手動でコピーしなければならない」
こうした問題は、単一EC2のローカルストレージにファイルを保存していることが根本原因です。複数のEC2インスタンスからファイルを共有するには、Amazon EFS(Elastic File System)をマルチAZ構成で設計するのが標準的なアプローチです。
この記事では、Amazon EFSによるマルチAZ共有ストレージの設計思想から、
aws efs create-file-systemコマンドを使ったファイルシステムの作成、複数AZへのマウントターゲット配置、EC2からのNFSマウント手順、パフォーマンスモードとスループットモードの選び方まで、実機(Amazon Linux 2023)で動作確認した出力例とともに解説します。この記事のポイント
・EFSはNFSv4を使い、複数EC2から同時に読み書きできる共有ストレージ
・マウントターゲットを複数AZに配置することでAZ障害時も継続してアクセスできる
・aws efs create-file-systemで作成し、各AZのサブネットにマウントターゲットを設ける
・パフォーマンスモードはGeneral Purpose、スループットはElasticを最初に選ぶのが現実解
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AWS EKSでKubernetesクラスターをマルチAZ構成で設計する方法|マネージドノードグループとVPC設計の実践
AWSでEKS(Elastic Kubernetes Service)を本番運用しようとすると、避けて通れないのがこの問いです。
EKSのコントロールプレーン(APIサーバー・etcdなど)はAWSが3つのAZに自動で冗長化してくれます。しかしワーカーノード(データプレーン)は、ClusterConfig YAMLの設定を適切に書かないと1つのAZに偏ります。AWSの障害はAZ単位で発生するため、ノードが1つのAZに集中していると、そのAZが落ちた瞬間にPodが全滅し、サービスが停止します。
この記事では、eksctlを使ってEKSクラスターをマルチAZ構成で設計する実践手順を解説します。VPCサブネットの設計要件、ClusterConfig YAMLの書き方、ノードグループのAZ分散設定、そしてIRSA(IAM Roles for Service Accounts)によるPodへの最小権限付与まで、実際の設定ファイルと出力例を交えながら紹介します。
この記事のポイント
・EKSのマルチAZ設計はノードグループのAZを3つに分散させることが基本
・eksctlのClusterConfig YAMLでVPC・ノードグループの設定を一括定義できる
・プライベートサブネットにはEKS用タグ(kubernetes.io/role/internal-elb: 1)の設定が必須
・PodへのAWS権限はIRSA(IAM Roles for Service Accounts)で最小権限を実現する
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AWS CloudFormationでインフラをコード管理する方法|テンプレートの基本構造とマルチAZ構成パターン入門
AWS CloudFormationはAWSが公式に提供するInfrastructure as Code(IaC)ツールです。YAMLまたはJSON形式のテンプレートファイルにAWSリソースを宣言的に記述することで、VPCからEC2・ALBに至るまで、複雑なマルチAZ構成を再現性高く構築できます。
この記事では、CloudFormationテンプレートの基本構造から、VPC・サブネット・ALB・Auto Scalingを含むマルチAZ構成のテンプレート化、
aws cloudformationコマンドによるスタック操作まで、実機確認結果とともに解説します。Amazon Linux 2023 / RHEL 9.4環境で動作確認済みです。
この記事のポイント
・CloudFormationのテンプレートはResources(必須)・Parameters・Outputsの3セクションが基本
・VPC + マルチAZサブネット + ALBの冗長構成は1つのYAMLテンプレートで定義できる
・aws cloudformation deployコマンドで変更セットを確認してから安全に更新できる
・ドリフト検知(detect-stack-drift)でコンソールからの手動変更を検出してテンプレートとのズレを把握できる
・スタック削除時の誤消去はDeletionPolicyとTerminationProtectionで防ぐ
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AWSのClient VPNでリモートワーカーをVPCにセキュアに接続する方法|エンドポイント設計と認証・ルーティングの実践
「開発チームのメンバー全員にVPNアクセスを配布したいが、どこで設定すればいいのか分からない」
こうした課題を解決するのがAWS Client VPNだ。Site-to-Site VPNがオンプレミスのネットワーク全体をVPCに接続するのに対し、Client VPNはエンジニアのPCなど個々のデバイスからVPCへのリモートアクセスを実現する。
この記事では、Client VPNのエンドポイント設計・証明書の準備・ルーティング設定・動作確認まで実践的な手順を解説する。スプリットトンネルとフルトンネルの使い分け、マルチAZでの冗長設計ポイント、VPN接続後のDNS名前解決確認まで含めて解説するので、セキュアなリモートアクセス環境を設計する際の参考にしてほしい。動作確認はAWS CLI(v2.15)+Ubuntu 24.04 LTS上のOpenVPN 2.6で実施した。
この記事のポイント
・AWS Client VPNで個々のデバイスからVPCへセキュアに接続できる
・相互TLS認証ではEasy-RSAで証明書を発行しACMに登録する
・スプリットトンネルを有効にするとVPC宛の通信のみVPN経由になる
・複数AZのサブネットに関連付けることで冗長性を確保できる
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AWSのCI/CDパイプライン設計|CodePipeline・CodeBuild・CodeDeployでBlue/Greenデプロイを自動化する構成パターン入門
AWSにはこの問題を解消するCI/CDパイプラインのマネージドサービスが揃っています。CodePipeline・CodeBuild・CodeDeployを組み合わせることで、GitへのPushをトリガーにビルド・テスト・デプロイを自動化し、ECSのBlue/Greenデプロイでゼロダウンタイムのリリースを実現できます。
この記事では、3サービスの役割分担と全体アーキテクチャ、buildspec.ymlとappspec.ymlの設計パターン、そしてIAMロールとVPCの最小権限設計までを解説します。Linuxサーバー運用からAWSのインフラ設計に踏み出すエンジニアの入口として読んでください。
この記事のポイント
・CodePipeline・CodeBuild・CodeDeployの3役割を正しく理解して設計する
・buildspec.ymlとappspec.ymlがCI/CDパイプラインの動作を定義するコアファイル
・ECS Blue/Greenデプロイでゼロダウンタイムリリースと即座のロールバックを実現できる
・IAM権限ミスがパイプライン停止の最大原因、最小権限設計で事前に防ぐ
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AWS Direct Connectでオンプレミスとの専用線接続を設計する方法|VPNとの違い・仮想インターフェース・冗長構成パターン
「毎月のデータ転送コストが想定以上にかかっていて、どう改善すれば良いか分からない」
こういった相談は、AWSを本番稼働させているエンジニアからセミナーでもよく出てきます。Site-to-Site VPNは手軽に構築できますが、インターネット経由という構造上、帯域保証がなく転送コストも高くなりがちです。「専用線なんて大企業向け」というイメージがありますが、月次のデータ転送量が1TB前後になるとVPNよりもトータルコストが低くなるケースが実際には少なくありません。
この記事では、AWS Direct Connectの基本概念から、仮想インターフェース(VIF)の3種類の使い分け、DX Gatewayによるマルチ構成、BGP設定の要点、そして可用性要件に応じた冗長構成パターンまでを解説します。CLIの実行例も交えながら、実務判断に必要な内容を一気にカバーします。
この記事のポイント
・AWS Direct Connectは専用物理回線でAWSに直結し帯域と遅延が安定する
・VIF 3種類(Private/Public/Transit)の使い分けとDX Gatewayの役割を押さえる
・本番環境はDX+VPNのアクティブ・スタンバイ冗長構成が定石
・CLIのdescribe-*コマンドでBGP状態と接続状態をリアルタイムに確認できる
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AWS Global Acceleratorでマルチリージョン冗長化を設計する方法|Anycast IPとエンドポイントグループの実践設定
AWS Global Acceleratorを使うと、2つの固定Anycast IPを持ちながら、AWSグローバルバックボーン経由でエンドポイントへルーティングできます。フェイルオーバーはネットワークレイヤーで完結するため約30秒以内に完了し、クライアント側の設定変更も不要です。
この記事では、Global AcceleratorのAnycast IPの仕組みとコンポーネント構成の解説から、AWS CLIを使ったアクセラレーター・リスナー・エンドポイントグループの作成手順、マルチリージョンActive-Passive冗長構成の設計パターンまで実践的に解説します。Amazon Linux 2023(ap-northeast-1 / ap-northeast-3)で動作確認済みです。
この記事のポイント
・Anycast IPで最近傍のAWS PoPからバックボーン経由でルーティングする
・アクセラレーター→リスナー→エンドポイントグループ→エンドポイントの4階層で構成する
・固定IPのままフェイルオーバーは約30秒で完了(DNSキャッシュに依存しない)
・Route 53フェイルオーバーより高速な切り替えが必要な場面に向く
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AWS Site-to-Site VPNでオンプレミスとVPCをセキュアに接続する方法|Customer GatewayとVGW・BGPフェイルオーバー設計の実践手順
AWSを本番環境として本格活用しはじめると、必ず突き当たるのがこの壁です。オンプレミスの開発環境・監視ツール・CI/CDパイプラインとVPCを安全につなぎたい——そのニーズを実現するのが、AWSのSite-to-Site VPNです。
この記事では、オンプレミスネットワークとAWS VPCをIPsec VPNで暗号化接続するSite-to-Site VPNの仕組み・構成手順・BGPによる2本トンネルの自動フェイルオーバー設計まで、AWS CLIを使って実践的に解説します。Amazon Linux 2023 / RHEL 9.4で動作確認しています。
この記事のポイント
・Site-to-Site VPNは1つのVPN接続に2本のIPsecトンネルを持ち、AWSが冗長性を提供する
・BGPを使えばトンネル障害時に自動で経路切り替えが起きる(静的ルーティングは手動対応が必要)
・CGW・VGW・VPN接続の3ステップをCLIで構成しルート伝播で経路をVPCに伝える
・VpwTelemetryのStatusとAcceptedRouteCountでトンネルとBGPの状態を最初に確認する
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AWS VPC Flow LogsでVPCのネットワーク通信を可視化する方法|S3・CloudWatch Logs連携と異常検知の設計パターン
AWSでシステムを運用していると、こうした「見えない」不安を感じる場面があります。特にセキュリティインシデントが起きた後に「いつ・どこから・どのポートに対して通信があったか」を遡って調べられない状況は、運用上の深刻なリスクです。
AWS VPC Flow Logsは、VPCを流れるIPトラフィックの情報をS3またはCloudWatch Logsへ記録するマネージドサービスです。セキュリティグループやNACLによるACCEPT・REJECTの記録から、送信元IPアドレス・宛先ポートまで、VPCを通過するすべての通信を可視化できます。この記事では、AWS CLI 2.xで動作確認した手順をもとに、Flow Logsの有効化・レコードの読み方・実務での活用パターン・コスト設計まで解説します。
この記事のポイント
・aws ec2 create-flow-logsでVPC・サブネット・ENIの3レベルで有効化できる
・actionフィールドがREJECTの記録を絞り込むと不審アクセスを素早く特定できる
・S3送信はコストが低く長期保存向き、CloudWatch Logsはリアルタイム分析に強い
・traffic-type REJECTから始めて必要に応じてALLに拡張するのがコスト効率のよい設計
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AWS NAT GatewayでプライベートサブネットのEC2をインターネットに接続する方法|マルチAZ冗長設計とコスト最適化の実践手順
AWSでVPCを設計するとき、セキュリティのためにEC2をプライベートサブネットに置くのは正解です。しかし、そのままではインターネットへのアウトバウンド通信ができず、パッケージのアップデートや外部APIへの接続が詰まってしまいます。
この記事では、プライベートサブネットのEC2をインターネットに接続するために使う「NAT Gateway」の仕組み・作成手順・マルチAZ冗長設計・コスト最適化まで、AWS CLIを使って実践的に解説します。Amazon Linux 2023 / RHEL 9.4 で動作確認しています。
この記事のポイント
・NAT GatewayはパブリックサブネットにEIPと共に作成する
・プライベートサブネットのルートに0.0.0.0/0→NAT GWを追加する
・可用性確保のためAZごとに1台のNAT Gatewayを配置する
・S3はGateway型VPCエンドポイントで迂回するとコスト削減できる
・VPC Flow Logsを有効にするとNAT GW障害の切り分けが格段に速くなる
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AWS VPCのサブネット設計入門|パブリック・プライベート分離とルートテーブルをCLIで実装する方法
こういう迷いは、AWS入門の最初の壁でもある。
VPCのサブネット設計は、AWSインフラのセキュリティと可用性を決める土台だ。ここの判断が曖昧なままだと、意図せずRDSがインターネットに露出したり、プライベートサブネット内のEC2からパッケージ更新ができなくなったりと、後から直すコストが高い問題に発展する。セキュリティグループでアクセス制御をかけていても、サブネット設計の誤りは根本的な防御の穴になる。
この記事では、VPCのパブリック・プライベートサブネット分離の設計思想を整理し、AWS CLIを使った実装手順を段階的に解説する。CIDRブロックの設計から、インターネットゲートウェイ・NATゲートウェイの配置、ルートテーブルの設定、マルチAZ展開のパターン、セキュリティグループ・Network ACLとの役割分担まで、実務判断の根拠を示しながら説明していく。
この記事のポイント
・ルートテーブルの0.0.0.0/0がIGWを向いているかで「パブリック」かが決まる
・プライベートのアウトバウンドはNATゲートウェイ(パブリックサブネット配置)で確保
・セキュリティグループはL3/4止まり——サブネット設計と組み合わせて多層防御を作る
・aws ec2 create-subnetとルートテーブル設定でCLIから段階的に構成できる
AWS Network ACLとセキュリティグループで実装するVPCセキュリティ設計|ステートレス・ステートフルの違いと2層防御の実践パターン
AWSのVPC設計に取り組み始めたエンジニアが最初にぶつかる壁のひとつです。原因を調べていくと、セキュリティグループとは別に「Network ACL」というファイアウォールが存在することに気づきます。
この記事では、VPCのセキュリティを支えるNetwork ACL(NACL)とセキュリティグループ(SG)の違いと、2層防御として組み合わせる設計パターンを解説します。Amazon Linux 2023 / RHEL 9.4での実機確認コマンドも交え、「SGで許可したのに繋がらない」エラーの切り分け手順まで説明します。さらに、NACLとSGだけではカバーできないL7レベルの検査(ドメインフィルタ・シグネチャ検知)が必要になるケースと、AWS Network Firewallのドメインリスト型・Suricata互換型ステートフルルールグループ・ポリシー作成からデプロイ・ルートテーブル変更・CloudWatch Logsへのログ設定まで、CLIコマンドを交えた実践的な導入手順もまとめます。複数VPCやマルチアカウント環境で有効な検査VPC(Inspection VPC)パターンとTransit Gateway連携の考え方も解説します。
本記事のAWS CLIコマンドはAWS CLI v2(2.x系)、リージョンap-northeast-1(東京)を想定しています。
この記事のポイント
・NACLはサブネット単位のステートレスFW、SGはインスタンス単位のステートフルFW
・ステートレスのNACLはエフェメラルポートのアウトバウンド許可が必須
・「NACL=不審IP遮断」「SG=インスタンス間の通信制御」で役割を分担する
・SGはSG IDを参照したチェーン設計にすることで、IP変動やオートスケーリングに強くなる
・マルチAZ構成では同じ役割のサブネットに同じNACLを関連付けてルール不一致を防ぐ
・L7のドメイン・ペイロード検査が必要なときはNetwork Firewallを追加する
・Network Firewallのステートフルルールは5タプル・ドメインリスト・Suricata互換の3形式から選べる
・StatefulEngineOptionsはSTRICT_ORDERを指定してルール評価順を明示的に制御する
・複数VPC環境は検査VPC(Inspection VPC)パターンでFirewallをTransit Gateway経由で集中配置できる
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AWS ACMとRoute 53でHTTPS化する方法|無料SSL証明書の発行からALB適用・自動更新まで
HTTPS化の手順は、証明書の発行・DNS検証・ロードバランサーへのアタッチという複数ステップに分かれており、各サービスの役割を理解していないと途中で迷子になります。
この記事では、AWS Certificate Manager(ACM)とRoute 53を使った無料SSL証明書の発行から、ALBへのHTTPS(443)リスナー設定・自動更新の仕組みまで、実務で使える手順を解説します。EC2インスタンスへの直接証明書インストールではなく、ALBを介したマネージドHTTPS構成を前提としています。
この記事のポイント
・ACMはAWSが提供する無料SSL証明書マネージドサービスで、ALB・CloudFrontに適用できる
・Route 53のDNS検証でCNAMEレコードを追加すれば証明書の発行は最短数分で完了する
・ALBのHTTPS(443)リスナーにACM証明書をアタッチするだけでHTTPS化が完成する
・ACM証明書の有効期限は13ヶ月で、Route 53使用時は自動更新が有効になる
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AWS VPCエンドポイントでS3へプライベート接続する方法|Gateway型・Interface型の違いとNATコスト削減設計
「プライベートサブネットのEC2からS3へ直接つなぎたいが、Gateway型とInterface型のどちらを使えばいいか分からない」
プライベートサブネット内のEC2がS3へアクセスする場合、デフォルトではNATゲートウェイを経由します。東京リージョンのNATゲートウェイはデータ処理料金として1GBあたり約$0.062が発生し、月に数百GBのS3転送があると無視できない出費になります。
この記事では、AWS VPCエンドポイント(Gateway型・Interface型/PrivateLink)を使ってS3へプライベート接続する設定手順を、実際のAWS CLIコマンドと出力例つきで解説します。両方の違いと選び方、NATゲートウェイのコストを大幅に削減できる設計パターン、オンプレミスや他VPCからのアクセスが必要なケースの設計判断、よくあるトラブルの対処法まで一通り説明します。
動作確認環境:Amazon Linux 2023 / AWS CLI 2.15 / 東京リージョン(ap-northeast-1)
この記事のポイント
・Gateway型は無料でS3へのルートを自動追加する
・Interface型はオンプレ・他VPCからも到達できるが有料
・Gateway型への切替えでNATコストを大幅削減できる
・接続確認はaws s3 lsで即座にテストできる
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AWSのDR設計入門|バックアップ&リストア・パイロットライトなど4戦略とRTO/RPOの決め方
この質問に即答できないまま本番環境を動かしているケースは、現場でも決して少なくありません。
この記事では、AWS上でシステムの事業継続性を担保するDR(ディザスタリカバリ)設計の基本を解説します。具体的には、AWSが推奨する4つのDR戦略の違いと、RTO(復旧目標時間)・RPO(復旧目標時点)をもとに最適な戦略を選ぶ判断フローを整理します。
Route 53フェイルオーバーの設定操作やAWS Backupの実装手順は対象外です。「どの設計を選ぶか」の判断軸を身につけることが目的の記事です。
動作確認環境: AWS Well-Architected Framework(信頼性の柱)に基づく設計概念(2026年7月時点)。
この記事のポイント
・RTOは「何時間以内に復旧するか」、RPOは「どこまでのデータを戻せるか」を決める指標
・DR戦略はバックアップ&リストア・パイロットライト・ウォームスタンバイ・マルチサイトの4段階
・RTO/RPO目標が短いほどコストは指数関数的に上昇する
・まずRTO/RPO目標をビジネス側と合意してから戦略を選ぶ順序が正しい
AWS Well-Architected Frameworkで構成をレビューする方法|6つの柱と改善の優先順位付け
クラウドへの移行を進めたチームが必ずぶつかる壁です。EC2が起動していて、RDSのデータも正常に取れている。しかし「セキュリティ上の穴はないか」「障害に耐えられる構成になっているか」「無駄なコストが出ていないか」を体系的に評価する手段が見当たらない、という状況です。
この記事では、AWSが公式に提供するアーキテクチャ評価フレームワーク「AWS Well-Architected Framework」を使って、自社の構成をレビューする方法を解説します。6つの柱の設計原則から、Well-Architected Toolを使ったレビューの実施手順、改善の優先順位付けの考え方まで体系的に説明します。
動作確認環境: AWSマネジメントコンソール(2026年6月時点)、AWS CLI v2。
この記事のポイント
・Well-Architected Frameworkは6つの柱でAWSアーキテクチャを総合評価する公式指針
・Well-Architected Toolで質問に答えるだけでHRIs(高リスク課題)を自動抽出できる
・改善の優先順位はリスクの大きさと対応コストのバランスで判断する
・フレームワークは一発チェックではなく四半期ごとのPDCAサイクルとして活用する
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AWS GuardDutyとSecurity Hubで脅威検知を設計する方法|有効化から通知・対応フローの構築まで
GuardDutyは「脅威を検知するエンジン」、Security Hubは「複数のセキュリティサービスの結果を集約して管理するコントロールセンター」です。この2つを組み合わせて初めて、「何が起きているか」を把握しながら「どう対応するか」を設計できる体制ができます。
この記事では、aws guardduty security hub の基本的な役割分担を整理した上で、有効化の手順、SNS・Lambdaを使った通知設定、検知から対応までのフロー設計、マルチアカウント環境での一元管理まで、セキュリティ運用の実務設計として必要な知識を一貫して解説します。
この記事のポイント
・GuardDutyは脅威検知エンジン、Security Hubはセキュリティ状態の一元集約管理
・GuardDutyはコンソール数クリックで有効化でき、S3・EKS・マルウェア保護も追加可能
・検出結果はEventBridge→SNS→Lambdaのパイプラインで自動通知・対応できる
・マルチアカウントはOrganizations委任管理者でGuardDutyとSecurity Hub両方を一元管理する
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AWS SQSとSNSで疎結合アーキテクチャを設計する方法|キューイングとファンアウトの使い分け
「非同期処理の設計で後から変えられなくなった」
AWS環境で非同期処理や分散アーキテクチャを設計するとき、SQS(Simple Queue Service)とSNS(Simple Notification Service)のaws sqs sns 使い分けで迷うエンジニアは多い。
名前が似ているうえに、ユースケースが重なって見える部分もあるので、「とりあえずSQS」「なんとなくSNS」という選び方をしてしまいがちだ。
この記事では、aws sqs sns 使い分けの判断軸を根本から整理し、疎結合アーキテクチャを正しく設計する方法を解説する。
ファンアウトキューイングパターン、VPCエンドポイントとの連携、実務上の注意点とアンチパターンまでカバーする。
この記事のポイント
・SQSは1対1のキューイング、SNSは1対多のファンアウト配信
・SNS+SQSの組み合わせでメッセージの蓄積とファンアウトを両立できる
・VPCエンドポイントでSQS/SNS通信をAWSネットワーク内に閉じセキュリティを強化する
・FIFOトピックとFIFOキューは必ずセットで使う(混在不可)
AWS LambdaとEventBridgeでEC2運用を自動化する方法|夜間自動停止・スナップショット取得のサーバーレス設計
「開発環境のEC2を付けっ放しにして、月末に予想外のコスト請求が来た」
AWSを実務で使うインフラエンジニアなら、こうした運用の非効率さを感じた経験があるはずです。
この記事では、AWS LambdaとEventBridgeを組み合わせてEC2インスタンスの夜間自動停止・自動スナップショット取得をサーバーレスで実装する手順を解説します。Python boto3で動作するLambda関数コード、EventBridgeのcronルール設定手順、最小権限のIAMロール設計まで、実際に動作確認した構成を紹介します。
この記事のポイント
・Lambda+EventBridgeでEC2夜間自動停止をサーバーレスで実装できる
・Python boto3のタグフィルタで本番EC2への誤操作を防ぐ設計にする
・EventBridge cronはUTC基準(JSTから9時間引いた値)で設定する
・IAMはec2:StopInstances・CreateSnapshot・DescribeInstancesを最小限付与
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AWSのストレージ選定設計|EBS・EFS・S3の使い分けと料金・性能の判断基準
AWSのストレージ選定ミスは、こうした形で後から表面化します。EBS・EFS・S3はどれも「データを保存する」サービスですが、内部のアーキテクチャが根本的に異なり、用途を誤るとコスト超過や性能不足を招きます。
この記事では、EBS・EFS・S3それぞれの仕組み・料金・性能特性を整理し、実務での選定判断フローを解説します。AWS初学者から「なんとなく使っているが根拠に自信がない」という設計入門層まで、ストレージ選定の判断基準を体系的に身につけていただけます。
この記事のポイント
・EBS=ブロックストレージ(EC2に直接アタッチ)、EFS=共有NFS、S3=オブジェクトストレージが3者の基本的な違い
・EC2のOSやDBにはEBS、複数インスタンスでファイル共有するならEFS、APIアクセスでよいならS3を選ぶのが基本判断軸
・コスト比は概算でS3<EBS<EFSの順。高機能になるほど割高になる
・AZをまたぐ冗長化要件はEFSとS3が自動対応。EBSは単一AZ内にとどまる
AWS CloudTrailとConfigで監査ログを設計する方法|誰が何を変更したかを追跡できる構成の作り方
AWSは設計段階から監査ログの仕組みを組み込んでおかなければ、後から取り出せない情報が多数あります。AWS CloudTrailとAWS Configは、そのための中核サービスです。
この記事では、CloudTrailによる「誰が・いつ・何を操作したか」のAPI操作ログと、AWS Configによる「リソース設定の変更履歴・コンプライアンス評価」を組み合わせた監査証跡の設計方法を解説します。CloudWatch監視(メトリクス・アラーム)との棲み分けも明確にしながら、ガバナンス層の構成として実務で使えるベストプラクティスをまとめます。
この記事のポイント
・CloudTrailはAPIコール全記録、ConfigはAWSリソースの設定状態変化を記録する
・2つを組み合わせて「変更の操作者」と「リソースの変化前後」を突き合わせた証跡が完成する
・証跡はマルチリージョン+S3永続保存が前提。改ざん防止にはLogFileValidationを有効化する
・Config Rulesでコンプライアンス違反を自動検出し、修復アクションまで自動化できる
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AWS BackupでEC2・RDS・EFSのバックアップを一元管理する方法|バックアッププランと復元テストの運用設計
バックアップが分散管理になると、監査対応や障害復旧の場面で「どのバックアップが有効なのか」をまず確認するところから始まり、RTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)の達成が難しくなります。
この記事では、AWS Backupを使ったバックアップの一元管理(aws backup 一元管理)の方法を解説します。バックアッププランの設計からEC2・RDS・EFSへの適用手順、復元テストの運用フロー、コスト最適化まで、本番環境で実践できる設計パターンを順を追って説明します。
この記事のポイント
・AWS Backupでバックアッププランを1箇所で管理できる
・EC2・RDS・EFSをタグで一括割り当て可能
・バックアップボールトでリカバリポイントを統合管理
・復元テストを定期実施してRPO/RTOを検証することが重要
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AWSのコスト最適化設計|Cost Explorer・Savings Plans・スポットインスタンスで料金を下げる方法
AWSはリソースを使えば使うほど料金体系が複雑になり、気づいたら月額が予算を大幅にオーバーしていた、という状況に陥りやすいクラウドです。
この記事では、AWSコスト最適化の3本柱であるCost Explorer(現状把握)・Savings Plans(予約割引)・スポットインスタンス(スポット価格)を使って料金を削減する実践的な手順を解説します。
「どの割引プランを選べばいいか」「Savings PlansとReserved Instancesの違いは何か」など、実務でよく迷う判断基準も整理します。
動作確認環境: AWS マネジメントコンソール・AWS CLI v2(2026年7月時点)。
この記事のポイント
・Cost Explorerのレコメンデーション機能でSavings Plans購入額の目安がわかる
・Compute Savings Plansは1年・前払いなしで最大66%割引、新規にはこれを選ぶ
・スポットインスタンスは最大90%割引、中断2分前通知をメタデータAPIで検知できる
・Reserved InstancesよりSavings Plansのほうが柔軟で新規購入に向いている
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AWS Organizationsでマルチアカウントを設計する方法|OU・SCP・一括請求によるアカウント統制入門
「本番環境と開発環境でアカウントを分けたいが、セキュリティポリシーをどう統一すればいいかわからない」
AWSを本格的に使い始めると、こうした壁にぶつかります。アカウントが1つのうちは管理できても、チームが拡大し、プロジェクトが増えると、単一アカウントでは権限管理・コスト管理・セキュリティ統制に限界が来ます。
この記事では、AWS Organizationsを使ったマルチアカウント設計の基本を解説します。OU(組織単位)による階層設計、SCP(サービスコントロールポリシー)を使った全アカウントへのガードレール適用、Consolidated Billing(一括請求)によるコスト一元管理まで、実際のコマンド出力例を交えて体系的に説明します。
実行環境: AWS マネジメントコンソールおよびAWS CLI v2(aws-cli/2.15.30 on Amazon Linux 2023)で動作確認済み。
この記事のポイント
・AWS OrganizationsはOU(組織単位)でアカウントを階層管理し、SCP(サービスコントロールポリシー)で全体統制する
・SCPはIAMポリシーの上位にある制御層で、AdministratorAccessでも突破できないガードレールを作れる
・OU設計は「本番/開発/セキュリティ/サンドボックス」の4層分離が実務の標準パターン
・Consolidated Billingで全アカウントのコストを一元集計し、RIの割引も組織全体で共有される
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AWS WAFでWebアプリケーションを守るセキュリティ設計入門|マネージドルール・レート制限・地域制限の構成パターン
「セキュリティグループやNACLではL4(IP・ポート)までしか制御できないと聞いた。HTTPリクエストの中身はどう検査すればいい?」
こういった悩みは、AWSでWebアプリの本番環境を初めて構築するエンジニアからよく聞きます。セキュリティグループは「IPアドレスとポート番号」で通信を制御しますが、HTTPリクエストのパス・クエリパラメータ・ボディを検査することはできません。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)のような「正常なポートを使った悪意のあるリクエスト」は素通りしてしまいます。
この記事では、AWS WAFを使ってWebアプリのL7レイヤーを守るセキュリティ設計を、AWS CLIを使って実践的に解説します。WebACLの設計思想からAWSマネージドルールの有効化・レート制限・Geo-matchルールの設定・WAFログのS3出力設計まで、本番運用に必要な構成パターンを一通り押さえます。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 / AWS CLI 2.17.x / AWS WAF v2(Regional WebACL for ALB)
この記事のポイント
・AWS WAFはSGと異なりHTTPリクエストの中身(L7)を検査してブロック判定できる
・WebACLにマネージドルールを追加するだけでSQLi・XSS・Bot攻撃を即座にブロック可能
・レートベースルールで同一IPからの過剰アクセスを5分単位で自動遮断できる
・まずカウントモードで誤検知を確認し、段階的にBLOCKへ移行するのが安全な設計手順
続きを読む "AWS WAFでWebアプリケーションを守るセキュリティ設計入門|マネージドルール・レート制限・地域制限の構成パターン"
AWS S3バケットのバージョニングとライフサイクルポリシーで安全なデータ管理を実現する方法|誤削除対策とGlacier移行設計
「スクリプトのバグでS3からファイルを誤削除してしまい、復元できなかった」
こういった事故は、S3をデフォルト設定のまま使い続けたときに起きやすいインシデントです。S3は高可用性なオブジェクトストレージですが、上書きや削除への保護機能はデフォルトでは無効になっています。バージョニングとライフサイクルポリシーを組み合わせることで、誤操作からデータを守りながらストレージコストを最適化できます。
この記事では、AWS CLIを使ってS3バケットのバージョニングを有効化し、削除マーカーの仕組みを理解した上で、ライフサイクルポリシーによるGlacier移行とバージョン管理の設計方法を実践的に解説します。クロスリージョンレプリケーション(CRR)によるリージョン間冗長化の手順も含めます。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 / AWS CLI 2.17.x / S3(ap-northeast-1リージョン)
この記事のポイント
・バージョニング有効化は put-bucket-versioning --status Enabled の1コマンド
・削除しても削除マーカーが残るため list-object-versions で復元できる
・ライフサイクルポリシーで古いバージョンをGlacierに移行してコストを削減
・CRRはバージョニングが前提条件。既存オブジェクトには自動適用されない点に注意
続きを読む "AWS S3バケットのバージョニングとライフサイクルポリシーで安全なデータ管理を実現する方法|誤削除対策とGlacier移行設計"
AWS Systems ManagerのSession ManagerでSSHなしにEC2を管理する方法|Run Command・Parameter Storeの実践設計
「SSH鍵を複数人で共有している。誰がいつ何のために接続したか分からなくて怖い」
こういった声は、AWSでインフラを運用しはじめたLinuxエンジニアからよく聞きます。踏み台サーバー(Bastion Host)方式は「公開鍵認証+ポート22開放」が必須のため、鍵の紛失・共有・ローテーションが運用負荷になりがちです。
この記事では、AWS Systems Manager(SSM)のSession Managerを使って踏み台サーバーなしでEC2に接続する方法を解説します。IAMロールによるアクセス制御、Run Commandを使った一括コマンド実行、Parameter StoreによるDBパスワードなどの秘密情報管理まで、実務で使えるSSMの設計パターンをひとまとめに解説します。Parameter StoreとSecrets Managerの使い分け基準もあわせて整理します。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 / AWS CLI 2.17.x / AWS Systems Manager Agent 3.3.x
この記事のポイント
・aws ssm start-session でSSHなし・鍵なしでプライベートサブネットのEC2に接続できる
・IAMロール(AmazonSSMManagedInstanceCore)のアタッチが唯一の前提条件
・Run Commandでタグ指定した複数EC2へ同時コマンドを実行できる
・Parameter Storeは無料で設定値管理向け、Secrets Managerはパスワード自動ローテーションが必要な場合に使い分ける
続きを読む "AWS Systems ManagerのSession ManagerでSSHなしにEC2を管理する方法|Run Command・Parameter Storeの実践設計"
AWS ElastiCacheでRedisをマルチAZ冗長構成にする方法|ノード障害時の自動フェイルオーバーとスケールアウト設計入門
「ElastiCacheのマルチAZ設定で自動フェイルオーバーを試したが、どのオプションを付ければいいかわからない」
こういった声は、AWSでWebアプリを本番運用し始めたエンジニアからよく聞きます。Amazon ElastiCache for Redisはセッション管理・クエリキャッシュ・ランキング集計など幅広い用途で使われていますが、シングルノード構成のままでは可用性に問題があります。プライマリノードが障害を起こすとキャッシュが失われ、バックエンドのRDSに一気に大量クエリが流れ込む「キャッシュスタンピード」が発生するリスクがあります。
この記事では、ElastiCache for Redisをマルチ AZ 冗長構成(レプリケーショングループ)で設計・構築する手順を、AWS CLIを使って実践的に解説します。自動フェイルオーバーの仕組みから、リーダーエンドポイントを使った読み取り負荷分散、CloudWatchによるモニタリング設計、レプリカ追加によるスケールアウト、VPC内のセキュリティ設計まで一通り押さえます。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 / AWS CLI 2.17.x / ElastiCache for Redis 7.1(クラスターモード無効)
この記事のポイント
・マルチAZ構成は --automatic-failover-enabled --multi-az-enabled の2オプションで作成する
・プライマリ障害時はリードレプリカが自動昇格(約1~2分)・アプリ側の設定変更は不要
・リーダーエンドポイントで読み取りをレプリカに分散し、レプリカ追加でスループットを線形拡張できる
・CloudWatch の ReplicationLag と CacheHitRate を常時監視して本番品質を担保する
・AUTHトークンはSecrets Managerに格納し、ハードコードを避けるのが現場の鉄則
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AWS CloudWatchでLinuxサーバーを監視する方法|CloudWatch Agentの設定からメトリクス収集・アラート通知まで
「EC2のOSレベルのメトリクス(メモリ・ディスク使用率)がCloudWatchに表示されない理由がわからない」
こうした声は、AWSを使い始めたLinuxエンジニアからよく聞きます。AWSはデフォルトでCPUやネットワークなど一部のメトリクスを自動収集しますが、メモリ使用率やディスク使用率はOS内部の情報のため、CloudWatch Agentを別途インストールしなければ見えません。
この記事では、Amazon Linux 2023環境でのCloudWatch Agentのインストールから、カスタムメトリクス(メモリ・ディスク)の収集設定、アラームによるSNS通知、CloudWatch Logsを使ったログ集約まで、一通りの監視設計を実践的に解説します。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 / CloudWatch Agent 1.300044.0 / AWS CLI 2.17.x
この記事のポイント
・CloudWatch Agentがないとメモリ・ディスクは取得できない
・IAMポリシー2つをEC2ロールにアタッチするのが設定の前提
・put-metric-alarmでメモリ85%・ディスク80%のアラームを設定
・CloudWatch Logsへのログ集約とERRORフィルターで異常を検知
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AWS ECS・Fargateでコンテナアプリを本番運用するための設計手順|タスク定義・ALB連携・マルチAZ配置の構成パターン入門
「ECSとFargateの違いは?ALBとの連携方法や、マルチAZ設計のポイントが整理できていない」
こうした悩みを持つLinuxエンジニアは少なくありません。コンテナ技術そのものはDockerで学べても、AWSで止まらない本番構成を組み立てるには、ECS固有の設計ルールを体系的に把握する必要があります。
この記事では、AWS ECS・Fargateを使ったコンテナ本番環境の設計手順を、タスク定義・ALBとの連携・マルチAZ分散配置・Auto Scaling・IAMロール設計まで順を追って解説します。セキュリティグループ設計・デプロイ失敗時の自動ロールバック設定・ゼロダウンタイムデプロイ・VPCエンドポイントによるコスト最適化に加え、タスク定義のバージョン管理とTerraformによるIaC管理のポイント、本番で頻出するエラーの対処法も網羅しています。動作確認済みのAWS CLIコマンドと設定例を交えながら進めるので、設計の全体像を掴みながら読み進めてください。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 / AWS CLI 2.x
この記事のポイント
・FargateはサーバーレスでEC2管理が不要。本番用途では最初の選択肢になる
・タスク定義でCPU・メモリ・コンテナ定義・ログ設定を一元管理する
・ECSサービス+ALBでマルチAZに分散配置してヘルスチェックを自動化する
・maximumPercent=200/minimumHealthyPercent=100でゼロダウンタイムデプロイを実現する
・Auto ScalingはCPU使用率70%をトリガーにするターゲットトラッキングが基本
・実行ロール(起動権限)とタスクロール(アプリ権限)を分離して最小権限を実現する
・デプロイ失敗時はcircuit breakerで自動ロールバックしサービス停止を防ぐ
・TerraformでIaC管理する場合はjsonencodeかテンプレートファイルでコンテナ定義を管理し、lifecycle.ignore_changesでCI/CDと共存する
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AWS CloudFrontとS3でグローバルCDN配信を設計する方法|オリジンフェイルオーバーとキャッシュ制御入門
AWS CloudFrontを使ったCDN設計は、単に「コンテンツをキャッシュする」だけではありません。オリジンフェイルオーバー・キャッシュポリシー・セキュリティ設定の設計次第で、可用性とパフォーマンスが大きく変わります。
この記事では、CloudFrontとS3を組み合わせたCDN配信設計の実践手順を、ディストリビューション作成からオリジンフェイルオーバー・キャッシュ制御・OACセキュリティ設定・ACM証明書まで一通り解説します。
動作確認環境: Amazon Linux 2023 + AWS CLI v2(2.17.x)・東京リージョン(ap-northeast-1)
この記事のポイント
・CloudFrontはエッジロケーションでキャッシュしてレイテンシを削減するCDNサービスです
・S3オリジンにはOAC(Origin Access Control)を使い、S3直接アクセスを必ず遮断する
・オリジングループで5xxエラー時にセカンダリS3へ自動フェイルオーバーさせる
・キャッシュポリシーとCache-Controlヘッダーを組み合わせてTTLを適切に制御する
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AWS Route 53のフェイルオーバールーティングでDNS冗長化する方法|ヘルスチェックとマルチリージョン設計入門
可用性設計を進めていくと、意外と見落としがちなのがDNS層の冗長化です。
サーバーやRDSをどれだけ冗長化しても、利用者を最初に案内するDNSが1つの向き先しか返せなければ、その向き先が落ちた瞬間にサービスは応答しなくなります。AWSのRoute 53には、ヘルスチェックと連動して自動で向き先を切り替える「フェイルオーバールーティング」という仕組みがあります。
この記事では、Route 53のヘルスチェックとフェイルオーバールーティングでDNS層を冗長化する設計手順を解説します。
単なる設定手順ではなく、「どこがSPOF(単一障害点)になるのか」「TTLをどう設計するか」「他のルーティングポリシーとどう組み合わせるか」という実務の勘所から掘り下げていきます。
この記事のポイント
・Route 53はヘルスチェックで向き先を自動切替できる
・フェイルオーバーはPrimary・Secondaryの2レコードで組む
・切り替え速度はTTLとヘルスチェック間隔で決まる
・マルチリージョン構成でリージョン障害にも備えられる
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AWS Transit GatewayとVPCピアリングの設計|マルチVPC・マルチアカウントのネットワーク構成入門
「VPCピアリングとTransit Gatewayの違いが曖昧で、設計方針を決めきれない」
複数のVPCが増えてきたとき、ネットワーク接続の設計でつまずくエンジニアは多い。ピアリングでいいのか、Transit Gatewayを使うべきなのか。その判断基準がわからないと、後で設計をやり直す羽目になる。
この記事では、VPCピアリングとAWS Transit Gatewayの仕組みと使い分けを解説し、マルチVPC・マルチアカウント環境で崩れない設計パターンを具体的に示す。CIDR設計の落とし穴、ルートテーブルの伝播漏れ、マルチアカウントでのRAM共有まで、現場で必要な知識を網羅する。
この記事のポイント
・VPCピアリングは2VPC間の1対1接続で推移的ルーティングが効かない
・Transit GatewayはハブになりVPC数が増えても接続数がO(n)で収まる
・3VPC以上またはマルチアカウント運用はTransit Gateway一択
・CIDR設計とルートテーブルの伝播ルールが設計の核心
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AWS RDSのマルチAZとリードレプリカで可用性を高めるデータベース設計入門
AWSでシステムを構築していると、こうした問題に直面することがあります。
原因のほとんどは、データベース設計の段階でマルチAZとリードレプリカを検討していないことです。
この記事では、AWS RDSのマルチAZ配置とリードレプリカの仕組みを解説し、
止まらないデータベース設計の基本を実践的に説明します。
RHEL 9 / Amazon Linux 2023 環境での動作確認例も含めています。
この記事のポイント
・マルチAZはスタンバイDBへの自動フェイルオーバーで高可用性を実現する
・リードレプリカは読み取り専用の複製で参照負荷を分散する設計パターン
・2つは用途が異なる。可用性=マルチAZ、スケール=リードレプリカが基本
・フェイルオーバー時間は1~2分が目安。ダウンタイムゼロにはならない
AWS IAM権限設計入門|最小権限の原則でロール・ポリシー・グループを設計する方法
「rootアカウントでEC2を操作しているが、それって危険?」
AWSを使い始めた多くのエンジニアが、IAM(Identity and Access Management)の設計で同じ壁にぶつかります。アクセスキーの使い回し、過剰な権限付与、グループ設計のないカオスな状態。これらは実際のインシデントの入り口になる典型的な失敗パターンです。
この記事では、AWS IAMの基本概念から、最小権限の原則に基づいた実践的な権限設計まで解説します。LinuxサーバーのユーザーやSELinuxの考え方と対比しながら説明するので、Linuxエンジニアがクラウドの権限管理を体系的に理解できる構成になっています。
実行環境: AWS コンソール(us-east-1リージョン)および AWS CLI v2(aws-cli/2.15.30 on Amazon Linux 2023)で動作確認済み。
この記事のポイント
・IAMユーザー・グループ・ロール・ポリシーの4要素を正確に理解する
・rootアカウントを封印し、IAMユーザーとMFAで運用する初期設定手順
・最小権限の原則を守るグループ設計と、EC2/S3/RDSへのロール付与の実践
・アクセスキーの代わりにIAMロールを使う設計がなぜセキュアかを理解する
AWS Auto ScalingとELBで作る高可用性アーキテクチャ|EC2自動スケーリングとロードバランサーの設計パターン入門
クラウドを使い始めたLinuxエンジニアが必ずぶつかる壁です。
この記事では、AWS Auto ScalingとELB(Elastic Load Balancing)を組み合わせて高可用性アーキテクチャを設計する方法を、構成設計の考え方から順を追って解説します。
単なる「操作手順」ではなく、「なぜこの構成にするのか」という設計の文脈ごと理解することを目指します。
スケーリングポリシーの選び方・ウォームアップとクールダウンの設計・スケーリングが動かないときの調査手順まで網羅します。
動作確認環境: AWS マネジメントコンソール/CLI(2026年6月時点)。
この記事のポイント
・ELBがトラフィックを分散し、Auto Scalingが台数を自動調整する
・スケーリングポリシーはまずターゲット追跡を試し、段階制御が必要ならステップに切り替える
・ヘルスチェック失敗時にAuto Scalingが自動でEC2を入れ替える仕組み
・マルチAZ構成にしてはじめて単一AZ障害に耐えられる
続きを読む "AWS Auto ScalingとELBで作る高可用性アーキテクチャ|EC2自動スケーリングとロードバランサーの設計パターン入門"
AWS VPC設計入門|サブネット・セキュリティグループ・NATの基礎ハンズオン
そう感じているエンジニアは多いはずです。VPC(Virtual Private Cloud)はAWSの基盤となるネットワーク機能ですが、
CIDRブロック・サブネット・セキュリティグループ・NATゲートウェイと用語が多く、最初は混乱しがちです。
この記事では、aws vpc 設計の基礎からマルチAZ構成まで、実際の設計パターンをハンズオン形式で解説します。
Webサービスの本番環境で主流になっている「3層アーキテクチャ(ALB・EC2・RDS)」での実装パターンを中心に、VPCフローログを使った通信の可視化とセキュリティ監査の方法、VPCエンドポイントによるNATコスト削減、Transit Gateway接続時のCIDR重複回避まで含めて、「まず動くVPCを作りたい」「セキュリティ設定が正しいか確認したい」「NATコストを抑えたい」という初級~中級者に向けて体系的にカバーします。
設計の詳細な冗長化・マルチAZ応用については、AWS冗長設計入門もあわせて参照してください。
この記事のポイント
・VPCのCIDRは作成後に変更できない——最初に余裕を持った/16で設計することが鉄則
・サブネットはパブリック(ALB)・アプリプライベート(EC2)・DBプライベート(RDS)の3層に分ける
・セキュリティグループはALB-SG→EC2-SG→RDS-SGの順にSG参照で連携させる
・S3・DynamoDB向けGateway型VPCエンドポイント(無料)でNATゲートウェイのコストを削減できる
・VPCフローログでACCEPT/REJECTを記録し、SG/NACLの設定検証と通信監査に活用する
AWSでマルチAZ冗長構成を設計する方法|止まらないシステムの作り方入門
サービスを本番運用し始めると、必ず突き当たる壁です。
AWSのマルチAZ冗長構成は、単に「複数のAZに同じサーバーを並べる」だけでは成立しません。VPCのサブネット設計、ロードバランサー、RDSやElastiCache側のフェイルオーバー設定まで、一連のパーツが噛み合って初めて「止まらないシステム」が実現できます。
この記事では、AWSマルチAZ冗長構成の設計パターンと実装上の注意点を解説します。
コマンド単体の使い方ではなく、「なぜそう設計するのか」「どこが落とし穴か」という設計思想から掘り下げていきます。
この記事のポイント
・マルチAZはVPCサブネット設計から始まる
・ALB+Auto Scalingで自動復旧するWeb層を作る
・RDSのマルチAZはプライマリ障害時に自動昇格する
・設計の落とし穴はセッション管理とDNS TTLにある
AWS用語解説
AWS(Amazon Web Services)
・Amazonが提供するクラウドサービスです。・フルマネージドサービス
・サーバーやネットワーク機器などのハードウェアは、Amazonが管理します。
・ハードウェアの購入や設置、メンテナンス、故障対応などの必要がありません。
・利用者は仮想マシンなど借りているリソースに集中できます。
・リソースを利用した分だけ費用が発生します。
VPC(Amazon Web Service Virtual Private Cloud)
・VPCとは、AWSサービスの1つです。・VPCは、AWS上に仮想的なネットワーク空間を構築するものです。
・ファイアウォールなどセキュリティ関連機能もVPCの一部として利用できます。
・VPCに含まれるVPN機能で企業ネットワークとの接続も可能です。
・利用時間や通信量で課金されます。 ・詳細についてはこちらを確認してください。
リージョン(Region)
・AWSのデータセンターが存在するエリアの事をリージョンと言います。・リージョン毎に提供しているサービスに差があります。
・現存するリージョンはこちらに掲載されています。
・日本リージョンには、東京と大阪の2つのリージョンがあります。
大阪リージョンは、ローカルリージョンと呼ばれ、
単独で利用はできず、事前申込みと審査が必要です。
主に、災害に対する備えとしての利用を想定しています。
従って、日本で利用する場合は、通常は東京リージョンを選択します。
但し、利用者に近いリージョンを選択します。
・リージョンには対応コードがあります。
東京リージョンのコード:ap-northeast-1
大阪リージョンのコード:ap-northeast-3
Amazon Linux2(EC2)のパッケージアップデート
パッケージアップデートを行う場合は、↓を実行します。
$ sudo yum update
Amazon Linux2(EC2)のec2-user(デフォルトユーザー)を禁止する
デフォルトユーザーは、ec2-userになります。
ec2-userでSSHログインする場合は、公開鍵認証方式なので、
秘密鍵ファイルが必要になりセキュリティが担保されていますが、
デフォルトユーザーが一般に周知されているので、
これをそのまま使用するのは、システムによっては
ポリシー違反になる場合があります。
そのような場合は、ec2-userの使用を禁止し、
他の任意のユーザーで運用します。
1.新規ユーザーを作成します。
ec2-userでログインし、新規ユーザーを作成してパスワード設定します。例ではpakiraユーザーを作成していますが、この箇所は任意に変えてください。
$ sudo useradd pakira
$ sudo passwd pakira
Changing password for user pakira.
New password: ←任意のパスワードを設定します。
Retype new password: ←再度、任意のパスワードを設定します。
passwd: all authentication tokens updated successfully.
Amazon Linux2(EC2)の言語とタイムゾーン(時刻)を日本設定にする
これを日本語化します。
また、タイムゾーンもUTCになってしますので、これも変更します。
Amazon Linux2を日本語化する
dateコマンドを実行すると、英語で表示されます。
$ date
Thu Apr 1 05:37:56 UTC 2021
「localectl set-locale」で「ja_JP.utf8」を設定して日本語にします。
その後、「source /etc/locale.conf」で設定を反映します。
dateコマンドを実行すると、日本語表示になっていることがわかります。
$ $ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8
$ $ source /etc/locale.conf
$ date
2021年 4月 1日 木曜日 05:45:42 UTC
しかし、タイムゾーンがUTCなので、実際の日本時間と9時間のズレが生じています。
これを次の手順で修正します。
