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デーモンとはその名前のとおり、「悪魔」や「守護神」という意味でですが
Linuxでつかわれるデーモンは「守護神(daemon)」になります。
デーモンはプロセスの一種になります。
特徴としては、処理要求があるのを待ち続け要求があった場合に
自分をコピーしたプロセスをつくり処理をします。
Webサーバー、SSH、FTPなどが、このデーモンをつかって動作しています。
(サーバーとよばれるサービスにはデーモンは欠かせない存在になります。)
Webサーバーであればアクセスがあるまでずっと待ち続け、
処理要求があったときにWebページを表示させるための処理を行います。
デーモンは処理要求があるたびに、自分をコピーしたプロセスを
つくり処理することは先に説明しましたが、ここで一つ問題があります。
アクセスが多いWebページなどのデーモンはそれだけ、多くのプロセスを作る必要があります。
でも、あまり多くのプロセスを作りすぎるとサーバーに負荷がかかり処理能力が低下してしまします。
最悪な場合にはサーバーがダウンするといったことにもなります。
その為、あらかじめプロセスをいくつか起動させておいて、そのプロセスで処理を対応させる方法がとられています。
デーモンには上で紹介した普通のデーモンのほかに「スーパーデーモン」とよばれるデーモンがあり、
このデーモンは他のデーモンの代理で、処理を待って要求があった場合にそのサービスの
デーモンを起動させて処理をさせます。
簡単にいうと、
デーモンの司令塔的存在になります。
たとえば、SSHの処理要求があった場合にはSSHデーモンを起動し、
Webアクセス要求があれば、Webサーバーデーモンを起動して処理をさせます。
こうする事によって常に必要のないデーモンを起動させておく必要が無く、
サーバーに対する負荷が軽減する効果があります。
デーモンとはLinuxの裏方、黒子のようなものです。
決して目立つことはありませんが、なくてはならない存在なのです。
またこのように影でLinuxサーバーを支えるところからデーモン(守護神)という名前がついたようです。
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