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cronやatの利用制限は、ユーザー単位で行えます。
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cronのアクセス制御
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cronを利用するユーザーを制限するには、
/etc/cron.allow、/etc/cron.denyを使用します。
/etc/cron.allowファイルには、cronの利用を
許可するユーザーを、/etc/cron.denyファイルには、
cronの利用を拒否するユーザーを記述します。
これらのファイルは以下の順序で評価されます。
1./etc/cron.allowファイルが存在すれば、
そのファイルに記述されたユーザーのみ
cronを利用できる。
2./etc/cron.allowファイルが存在しなければ、
/etc/cron.denyファイルを参照し、
/etc/cron.denyファイルに記述されていない
すべてのユーザーがcronを利用できる。
3.両ファイルが存在しなければ、
すべてのユーザーがcronを利用できる。
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atのアクセス制御
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atコマンドを利用するユーザーを制御するには、
/etc/at.allow、/etc/at.denyを利用します。
/etc/at.allowファイルには、atの利用を
許可するユーザーを、/etc/at.denyファイルには、
atの利用を拒否するユーザーを記述します。
これらのファイルは以下の順序で評価されます。
1./etc/at.allowファイルが存在すれば、
そのファイルに記述されたユーザーのみ
atを利用できる。
2./etc/at.allowファイルが存在しなければ、
/etc/at.denyファイルを参照し、
/etc/at.denyファイルに記述されていない
すべてのユーザーがatを利用できる。
3.両ファイルが存在しなければ、
rootのみatを利用できる。
atの場合、デフォルトでは空の/etc/at.denyファイルが存在し、
すべてのユーザーがatコマンドを利用できるようになっています。
両ファイルが存在しない場合の動作がcronとは異なりますので
注意が必要です。
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