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システム障害などで、ファイルシステムに障害が発生することがあります。
そのような時は、fsckコマンドを使用してディスクチェックを行い、
必要ならファイルシステムの修復を試みることができます。
ディスクのチェックと修復を行う際は、ファイルシステムを
アンマウント、または読み取り専用にした状態で行います。
書込み中にディスクに対して実行すると、ファイルシステムを破壊してしまう
危険性があるので注意が必要です。
fsckコマンドの書式は下記のとおりです。
---------------------------------
fsck (オプション) デバイス名
---------------------------------
fsckコマンドのオプション
-t ファイルシステム名 : ファイルシステムの種類を指定する
-a : 自動的に修復を実行する
-r : 対話的に修復を実行する
-A : /etc/fstabに記述されている全ファイルシステムに対して実行する
-N : 実際には実行せず何が行われるかのみ表示する
また、ext2とext3ファイルシステムのチェックと修復には、
e2fsckコマンドが利用できます。
e2fsckコマンドの書式は下記のとおりです。
---------------------------------
e2fsck (オプション) デバイス名
---------------------------------
e2fsckコマンドのオプション
-p : すべての不良ブロックを自動的に修復する
-y : 問い合わせに対して「yes」と回答する
-n : 問い合わせに対して「no」と回答する
ファイルシステムのチェック時に障害を検出した場合、
その箇所を修復するか問い合わせされます。
-yオプションを指定すれば、自動的に修復が実行されます。
fsckコマンドはLinux起動時にも実行されており、
/etx/fstabファイルでfsckの対象となっているファイルシステムをチェックします。
※実際fsckコマンドは、ファイルシステムごとに用意されたチェックプログラム
「fsckext3」(ext3用)、「fsck.reiserfs」(ReiserFS用)などのフロントエンドになっています。
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