デバイスファイルの命名規則


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Linuxはハードディスクなどのディスク装置だけではなく、
すべてのデバイス(CD-ROM、シリアルポートなど)をデバイスファイルと
呼ばれる特殊なファイルとして扱います。

デバイスファイルは/devディレクトリに格納され、SCSIディスクの
デバイスファイル名は、ディスク名にパーティション番号を
付与したものとなります。

ディスク名を見れば何番目のSCSIディスクであるかわかるように
なっています。

1番目のSCSIディスク・・・・・sda
2番目のSCSIディスク・・・・・sdb
3番目のSCSIディスク・・・・・sdc
4番目のSCSIディスク・・・・・sdd

例えば、1番目のSCSIディスクの2番目のパーティションの
デバイスファイルは/dev/sda2となります。

また、SCSIディスク同様、IDEディスクもデバイスファイル
として扱われ、下記の様にディスク名が割り当てられます。

プライマリ・マスター・・・・・hda
プライマリ・スレーブ・・・・・hdb
セカンダリ・マスター・・・・・hdc
セカンダリ・スレーブ・・・・・hdd

SCSIディスク同様、これらのディスク名にパーティション番号を
付与したものがデバイスファイル名となり、セカンダリ・スレーブに
接続されているIDEディスク3番目のパーティションのデバイスファイルは
/dev/hdd3となります。

ただし、最近のLinux(カーネルバージョンが2.6.18以降)では、
IDEディスクもSCSIディスクと同様に扱うようになり、/dev/hdaを
/dev/sdaと表記するようになっているので注意が必要です。



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