ソースからインストールしたソフトをアンインストールするには どうしたら良いですか?

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(質問)
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ソースからインストールしたソフトをアンインストールするには
どうしたら良いですか?
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(回答)
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RPMパッケージを利用している場合には、「rpm -e」を実行すれば
基本的にアンインストールすることができます。
Windowsでも必要のないソフトは簡単にアンインストールができます。

しかし、Linux環境でソースをコンパイルしてインストールしたソフトを
アンインストールするには、高度な技術が必要になります。
大前提としてMakefileファイルの中身を理解する必要があります。

Makefileファイルは、「./configure」を実行した際に生成されます。
(無料マニュアルでも何度か実行しています。)

中身はスクリプトになっているのですが、ここに記述されている内容を
理解し、処理を追って不要なファイルを削除するというのが
アンインストール作業になります。
(どれか一つMakefileファイルの内容を見てもらえばわかりますが、
どれも膨大な処理になっています。)

また、ソフトによっては、「uninstall」オプションが用意されている
ものもあり、「make uninstall」を実行するだけで削除出来る場合もあります。
しかし、これも環境設定ファイルのみを削除しているだけの場合もあり、
完全に削除できるケースはほとんどありません。

また、rpmはソースインストールに比べて、アンインストールが
簡単ですが、それでも依存性の問題などでアンインストール
出来ない場合があります。

誤って必要なファイルを削除してしまい、システム障害を
起こす可能性もありますので、現実的に考えて、ソースから
インストールしたソフトをアンインストールするのは、
現実的ではないと思います。

もし使わないソフトがある場合は、

・稼働しているプロセスがあるなら停止する。
・Linux起動時の自動起動を無効にする。
・ソフトの権限を無効にする。

などをして、起動させない、実行できないようにする事が重要です。

余談ですが、実はWindowsのアンインストールであっても、
DLLファイルなどが削除されずに残っている場合が多いです。

サーバーは安定稼働するのが一番の目的なので、
システムに影響を与える変更は、出来るだけ避けたほうが良いでしょう。

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